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細やかな配慮、女性の優しさ

世の中には、他への配慮(はいりょ)や思いやりが、自然と滲み出ている人がいます。そんな人に出会うと、本当に感激します。


 配慮(はいりょ)という言葉の、配(はい)は、必要なところに割り当てる、つりあう、対になるetc.の意味があります。また、慮(りょ)は、用心して考えをめぐらす、考えるetc.です。

 慮(りょ)の文字をよく眺めてみると、“广(まだれ)”の中に、『七』という文字と、『思い』という文字が入っています。ここから、慮(りょ)の文字の深い意味に思いをはせると、何度も何度も、思いを巡らすことだとわかってきます。

 配慮(はいりょ)とは、自分以外の他に対して、優しさをもって、何度も思いを巡らす事なんですね。具体的には、人前では笑顔を絶やさない、人の悪口を言わない、常に相手の話に耳を傾ける、不平・不満を口に出さない、他から学ぶ姿勢と尊敬の念を持ち続ける、融和に努める、等々。出来るようで、なかなか出来ない当たり前の事かも知れません。

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 私自身は、あまり周囲への気配りや配慮ができない粗雑な性格だと思っています。そのため、常に、反省の繰返しです。

 細やかな気配りや配慮は、やはり女性の方が優れているのではないかと感じます。男女均等社会とか男女平等という言葉がありますが、これは性差まで否定している訳ではないと思います。細やかな配慮ができる、これは女性の優れた特質。

 私は、がさつな性格ですが、こうした他への配慮や思いやりを、これからも大切に意識していこうと考えています。