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人の顔から感ずる人生の年輪

人の顔は、過去によって作られると言います。


 長い人生を歩んできた人の顔からは、人生の深い年輪(ねんりん)を感じるものです。年(ねん)は、年齢、時間の単位等を意味します。輪(りん)は、物事が巡る、車の輪等の意味です。すなわち、年輪(ねんりん)とは、比喩的に、年と共に深まる経験の積み重ね等を意味するのでしょう。本来は、木を横に切った切り口に見られる樹齢のこと。

私の顔にも、年輪があるのかな。

 若い頃の顔の張りは今は昔。大分、年輪が出来てきたかも知れません。私の周囲の親しい方々の顔を、今更ながら思い出してみると、確かに。 人それぞれ、人生経験に応じて、悲喜こもごもの道のりを歩んでいるのでしょう。

 そんな中で、その顔に刻まれる年輪。あの有名な画家のゴッホの自画像を思い出しませんか。

 深い年輪が、人生の苦闘の痕跡として刻まれています。私は、出来る事ならば、幸せの痕跡を刻みたい。