前回(一)の、初めて神社の神様に呼ばれたのが分かったお話の続き、旅行記です。
京都は八瀬の九頭龍大社、帝釈天社に御参りした翌日のこと、私は根源神と繋がり質問をして、返答を貰う訓練をしていました。
いつものように、いくつかの言葉や漢字、図やイメージが降りましたが、その中に【スワタイシャ】、続いて【舟】とありました。
ええと、諏訪大社ってどこだったっけ?
またまた検索してみると長野県であり、翌週末に「諏訪大社下社 お舟祭」があると分かります。
これは帝釈天社様が行って来なさいと仰られているのだなと思った私は、急いで翌週末の旅行計画を立てます。まだ幼い息子を連れて行くので長時間移動が気がかりです。
コロナ感染症は緊急事態宣言も解け様子見といったところでしたが、神様から通知が来たからには酷く罹らないだろうとこの点は楽観的に出発!
お祭りも前年に引き続き縮小されていて、お舟の曳行や前夜祭、出店はなしとのこと。
〝お舟祭〟は諏訪大社下社春宮(はるみや)から秋宮(あきみや)への遷座祭、前日に到着した私達は、JR下諏訪駅から春宮様へお参りに行きました。
諏訪大社は日本最古の神社の一つに数えられていて、上社は男神様、下社は女神様で、多くの子(神)を生した夫婦神です。
特別に清々しい空気感、御神氣のなか、参拝させて頂く歓びと御礼、意志と祈りをお伝えしてきました。
大きな樹々のなかから、こちらこちらと誘われた方へ行くと、清流へ出て、
中洲に神聖な雰囲気のお社が祀られており、笛音を奉納されている方がおられました。
【祓戸大神(はらえどのおおかみ)】
私達も清流に足を浸けて遊び、涼やかになりました。
すぐ近くに「万治の石仏」様がおられます。
その出自には不思議な言い伝えがあります。下社へ御参拝される方は是非行かれてください。
春宮から秋宮へ1.2km歩いて向かうほぼ中間地点、旧中山道 下諏訪宿、【御作田社】様でしばし休憩。真夏の日差しの中、こちらの温泉水を頂き癒されました。
下社秋宮様へ到着しました。こちらも荘厳でありながら、とても開かれた明るい雰囲気です。
翁と媼は、その後お舟祭り最後の神事「翁媼焼却神事」が待っていて、制作を奉仕した人形保存会の手によって、藁と木へ解体され、秋宮の境外にある「内御玉戸社」で焼却されるとのこと。
年二回の遷座祭が、農耕の神様であることと、お田植え神事と深く繋がることが分かりました。
昔は諏訪湖内をふんどし一丁で曳航したお舟祭から、はだか祭りとも言われた。
翁と媼を曳航するのはなぜなんだろう。
爺・婆とは、夫婦神様のことでしたか。
身近に親しみ、祈りを込めて祀られているのですね。
終わりに、下社春宮様で白い大きな蝶が、秋宮様では黒い大きな蝶がふわふわりと横切ってくれました。
最後まで読んで下さり、ありがとうございます。
(三)へと続きます。
あと、上諏訪の温泉も花火大会も堪能しました。
花火大会はコロナ禍で分散されていましたが、諏訪湖内の初島から打ち上げられる花火を、連日ゆったり観られて素晴らしかったです。観光される方はぜひ日程チェックを♪