【復帰組・経験者】保育士1週目
小学校を卒業するよりもながーいブランクを経て、満を持して(?)保育士に復職!その頃の再就職1週目を振り返ってみたいと思います。
参考にはならないかもしれませんが、懐かしく思い出し初心にかえってみるのはいかがでしょうか。
【パーソナルデータ】
学歴:短大卒
資格:保育士
幼稚園教諭2種
年齢:アラサー(U35)
施設:認定こども園
経験年数:4年
【持ち物】
服装:ビッグTシャツ 胸ポッケ付き
スウェットパンツ
エプロン
バッグ:a4サイズも入る大容量のトートバッグ
文具:ボールペン、シャーペン、はさみ、ホッチキス、カッター、色鉛筆、
油性名前ペン、ふせん、シャチハタ印鑑
その他:マイボトル お茶か水入れる
帽子
塗る日焼け止め
手帳
痛み止めなどの薬
オーラルケア 液体の口内消臭
コップ、箸
内履きシューズ、園外用スニーカー
月曜日
8:20 あらかじめ聞いていた、朝礼の時間までに出勤。
主幹保育教諭が進行し1~5歳児各クラスから今日の活動報告をします。書記の先生がノートに書いてくれています。
緊張で全然頭に入ってこない。(笑)「ノート後で見よ」
最後に園長先生からの伝達で、休憩をしっかり取るようにと。
この園はみんな取らないのか…?
幼児異年齢クラスに入るよう指示があります。
子どもたちは大歓迎してくれました~。新入りの特権♪自分より年齢のお若い担任の先生が、どうやって子どもたちが朝の準備をするのか流れを教えてくれました。廃材を使った自由遊びの中ではさみを使っている子を特に注意して見てもらえたら、と伝えてくれたので、自己紹介やコミュニケーションを取りながら遊び方を見守ります。
ベテランの先生が時差で出勤。
初日はご挨拶パレードです。(笑)パートで毎日来ない先生もいらっしゃるので、パレードはこの後1週間続くのでした。
季節のお歌を軽く歌って新しい先生です、と紹介してもらいました。しばらくおもちゃで遊んだ後畑の水やりです。
畑 さつまいも・なす・とうもろこし・すいか
プランター ピーマン・枝豆・トマト
を育てているみたい♪
子どもたちのマイ・ペットボトルがカゴに入っているので、大きなバケツに水を溜め、自分でそれに沈めて水を汲んで持って行っていました。
火曜日
フリーの教諭として幼児さんの食事準備や片付けを行うのが私に期待される役割かなと認識してきました。主に二つの離れたお部屋で幼児さんは食事してるんですが、ヘルプ~と呼ばれるので。(笑)
就職の際に園長先生から夏季休暇の交代要員としてもクラスに入ってほしいと言われたので、その心づもりで、今は全体の流れをざっくり掴みたいと思います。
作業的な係としては、お昼寝の時間に廊下や玄関など部屋以外の場所の掃除を行います。
早番や延長番は少し慣れてから先輩の先生と一緒に入って教えてもらえるそうです。
給食とトイレ掃除は外部委託だそうで、食育会議がないのかな…?事務以外での業務委託はあまり経験がないので、運営にどんなプラスポイントがあるのか見つめてみたいなと思います♪
水曜日
近所の公園へお散歩へ行きました。
近年の子どもたちは体の線が細い子が多いように感じます。
相次ぐお散歩中の事故の影響もあって、お散歩を自粛する園も一時期増えましたよね。
気温によって子どもに無理がかからないようにというのも大事なのですが、私が昔勤めていた園は1歳児から園外へお散歩車を使わずに歩いて行っていたので、それはもう子どもたちは体力ありありでした!(笑)
この園は幼児さんでもそういう視点ではゆっくりしているようです。
今日の’へぇ~!’と思ったことですが、この園は7割方ICT化が進んでいて、
・登降園
・出欠
・カリキュラム
・日誌
保護者⇔園⇔保育教諭間でのやり取りをシステム化していました。
私は担任はまだもつ予定がないのでしばらくはがっつりこのシステムに触れないかもしれませんが、先生方の動きを見ておこうと思います。
木曜日
朝から頭痛が…。
保育園あるあるだと思うのですが、幼児クラスの先生は気強め。(笑)
ちょっとしたグチや不満が、その場にいない人に向けられたものなので私には陰口に聞こえてしまいます…。
夏日の太陽の光や雑音で酔って頭がガンガンする…。気持ち悪くなってトイレへ駈け込んでしまいました。
「もしかしておめでた?」と言われてしまう始末…。(笑)
金曜日
この1週間で室内ホールで遊んだのは2回。‘ハンカチ落とし‘もどきと‘だるまさんが転んだ‘です♪
午後おやつを食べる前には幼児さん全員集まって踊りの時間。
この活動が一番楽しかった。子どもたちもルールを見てやってみて覚えながら、盛り上がってた。
1週間勤務して感じること
前の保育園で後悔したことは「自分の受け持った子達は、楽しく過ごしてくれただろうか」ということ。
新卒で保育士をすると、どうしてもその園のスタンダードが自分の保育のスタンダードになる。
年長さんのレベルがその園のレベルになります。
私がいた園は先輩方はとてもテキパキしていて、子どもへの指導も後輩教育も熱心。規律を守り、丁寧な言葉遣いを教え、時間を守り、行事に向けてレベルを上げていく。
「賢い」と言われる子ども達でした。
でもそれは私の描く園児像ではなかった。
様々な視点や意見や問題は抜きにして理想だけを述べると、私は保育園時代に子どもたちには優しい暖かい記憶を残してあげたい。
だって、大人になって振り返る保育園のときって感情的な思い出ではないですか?
・優しいあの先生が大好きだった
・牛乳が苦手で飲めなくておやつの時間が嫌いだった
・保育参観日にした魚釣りゲームが面白かった
シンプルで快・不快な記憶が一番なんです。
そこには複雑な過程もなければ、集団として統率が取れているかとか、理事長からどんな評価をされているかとか、子どもには関係のない話です。
大人になって、あるいは大人になるプロセスの中で、保育園に通っていたときの記憶が人格を豊かにしてくれるものでありたいとそういう軸は持ち続けていきたいです。