4月6日 白の日

俺の白い肌がイイと人は言う。

けれど来る人々は、ならばなぜ手をのべるのか。
なぜ肌を重ね、赤らめることに執心するのかな。
なぜ暴き、締め上げるのだろうか。

唯一「しない」手当の彼。

彼の姿を見るだけで、俺は頬を染めることができる。

あぁ、こういうものが、欲しいのに。


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