2月17日 天使の囁きの日

「ひとりでにそんなになるなんて、大概だね」
「そこ、そんなにしていいって許可した覚えはないんだけれど」
「気持ち悪い」

絶え絶えの呼吸で謝るけれど
「誰が喋っていいって言ったの?」
喉奥まで指を突き込まれ言葉を奪われる。

甘い声で囁かれ、僕の先端からは涙が溢れる。

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