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喜茂別にもようやく“関わりかた相談窓口”が正式にオープンしましたよ!

ようやくです。ここまでくるのに「長かった…」というのが正直な感想。

2020年はじめにひょんなことから移住相談を受け始めました。きっかけは当時カヤックLivingの代表をしていた松原さんのコラムを読んだこと。

僕自身、喜茂別町に移住して小さなビジネスをしていたり、まわりをサポートする機会もあるなかで、地域でなにかをしたいと思ったとき、頼れる人の存在の大きさは感じていたし、ちゃんと想いに寄り添って伴走できる仕組みを作れないものかと考えてところだったので、「あぁそうか。それはカスタマーサクセスなのか」とすっきりと腹落ちしたのを覚えています。

そして、「もしこのコラムに共感いただけて、なおかつSMOUTのCS職に興味がある方は、ぜひお問い合わせください!」という締めの一文を真に受けて、前職の同僚を介してコンタクトを取り、お話する機会をいただきました。

それからすぐにSMOUTに個人アカウントとして登録し、とりあえずプロジェクトを作ってみることに。

このプロジェクトが意外と反響があって、「地方でなにかしたい」という想いはあるけど、「どう一歩を踏み出したら分からない」という方が多いということが分かりました。

これをきっかけに、これまで250件以上の移住・関わりかたの相談を受け、地方との関わりを模索している方たちのニーズを探っていくなかで、SMOUTの運営にも関わったり、地域に触れて、自分を知る旅というコンセプトのサービスを立ち上げてみたり(手が回ってない。そろそろ再開したいな…)と、喜茂別だけに捉われず、移住者・移住を受け入れる側・移住を促進するプラットフォーマーという立場でさまざまな地域と連携しながら喜茂別に還元できるものはなんなのか?を試行錯誤してました。

そして、地域との接点づくり・関わりづくりの型化というのが僕なりに仮説ができてきたなかで、それを喜茂別町内で展開していこうとしたとき、一番大きな壁となったのが地域内連携でした。

いわゆる個人の限界です。

やっぱりひとりでできることって多くないんですよね。別に「それは加藤くんが個人的な活動として好きでやってることでしょ?」と言われたら、その通りですし…。

でも、移住検討者にとっては「誰に相談したらいいか分からない」し、町を維持していくためにも新しい人の流れは必要不可欠です。それを町全体で取り組んでいかないと部分最適になってしまいます。

というのを、ずっと町内で言い続けました。そして言うだけじゃなく、10組の移住者・1件の企業誘致(支社登記)という結果も出しました。決して数は多くないですが、2000人の町で、しかも体制が整っていないなか個人でできる範囲としては頑張ったと思うよ…僕は。

そんな想いがなんとか伝わって、4月から喜茂別町役場内にきもべつ関係人口推進窓口が開設。

移住相談を受け始めて2年。ほんと長かったです。でも、ようやく喜茂別も他の自治体と同じスタートラインに立てました。

とはいえ、これまでの話はあくまで内部での話。

「喜茂別に移住してみたい」「喜茂別でなにか面白いことに関わってみたい」という方の相談や移住定住に向けての支援の窓口はこれまでと変わらずに僕が担当します。

そして、今回の取り組みは、僕が喜茂別で実現したいことのひとつでしかありません。大きなビジョンのなかの一部です。きもべつ関係人口推進窓口がそのハブとなって、「喜茂別を面白くしたい」といういろいろな想いをカタチにしていきたいと思います。

何が言いたいかというと、これから間違いなく喜茂別は面白くなります。ひとつの町が大きく変わるプロセスを楽しみたいという方と一緒にまちづくりをしていきたいです。なので、なにかしらの想いがある方はまず雑談しましょう。

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