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金融ジェロントロジー:セカンドライフの資産と健康寿命の学問
「金融ジェロントロジー(Financial Gerontology)」とは、1980年代に米国で始まった学術分野です。
老年学や老齢学と訳されるジェロントロジーという学術分野を、金融、ファイナンスに応用しようとしているものとの事です。
金融ジェロントロジーは、老年期の金融の課題について研究していて、高齢者の金融の課題を研究しているので、私のセカンドライフ以降の課題にはピッタリな学術分野です。
また金融ジェロントロジーは、セカンドライフ資金等の確保のためにどのように実践すれば良いかなどの「現場の実務」に近い目線なのでより現実的な学問でしょうね。
この数年は、定年を迎えるにあたりセカンドライフ以降の事を考える事が増えています。
それまでは、仕事と趣味の事しか考えなかったので、この数年は私にとって大改革だったと思います。
FP資格を取得した事もその一環でした。
元々、FP資格は、自身の金融リテラシーを高めるための自己啓発目的ではあるのですが、資格を取得するにあたり世間の評判が気になります。
そこで、調べてみると世間の認識は、ほぼほぼ以下の図式でした。
ファイナンシャルプランナー = 保険の営業
これが現実なんでしょうねぇ。
本来は個人の人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く事がファイナンシャルプランナーなんですけどね。
日本国内で上記の図式を改変するのは容易な事ではなさそうです。
そうなるとFP資格を使ってセカンドライフ以降の仕事に役立てる事は難しいです。
保険の営業って仕事はありますが、
”保険を売る” 事が目的であって、
”個人の人生の夢が目標を叶える” 事は目的になってません・
本来のFPの趣旨とは異なるので、私は仕事には出来ません。
さて話を本題の ”金融ジェロントロジー” に戻しましょう。
昨今、”生命寿命” だけでなく、”健康寿命” の大切さを聞くことが多くなりました。
金融ジェロントロジーでは、上記の2つだけでなく、”資産寿命” についてもアプローチに加えています。
詰まるところ資産(お金)がなければ、健康を保てませんし、健康を保てなければ生命も保てないという事でしょう。
この考えも今の私にはピッタリと腑に落ちます。
セカンドライフ以降のライフワークとして、金融ジェロントロジーを勉強してみたいと思います。
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