【旅RUN】仙台市「荒浜海岸公園」
1月3日、4日で仙台まで泊まりで遊びに行ってきたので、
4日の朝に仙台新港の方を走ってきましたよ!
去年夏の横浜以来の旅RUN。
旅RUNは、「ワクワク」しかありません。
きっと大量のアドレナリンが出ていることでしょう。
塩竈亘理線を走り出すと、いきなり「津波避難道路」の案内板が見えてきました。以前住んでいた20年前には無かった道路。震災以降に作られた道路なんでしょう。
おっと!!
仕事の合間に何度か連れてきてもらった「食事処やま」を発見!
この道路沿いにあったのですね。
ここのお店は、「刺し身定食」「まぐろ中落ち定食」や「カキフライ」がイチオシです!!
しばらく走っていくと、「海岸公園」にたどり着きました。
「避難の丘」という名の丘。遊び場が実用性もあり感動すら覚えます。
さらに進むと、今回の旅RUNの目的地「東日本大震災 慰霊の塔」に到着しました。帽子を取り、お祈りさせていただきました。
今は、こんなにも穏やかな海だというのに・・・。
感傷的になった後は、海沿いをRUN。ホテルに戻らなければなりません。
ずっと土手の上を走るのみ!
考えてみれば、海沿いを長時間走るのは人生初かもしれません。
ここでの気付きは、一般道路とは違って、路面が硬すぎるということ。いつも以上に足へのダメージが残りました。
しかしながら、この海沿いRUN、無心に走るための感覚を少し掴みかけたような気がしました。
何というか、カラダを前傾に傾けて、一歩ずつ足を前に突き出す動作をひたすら淡々と行うのみ。先が見えなかったことで、今まで無いくらい「無」になれたように思います。景色が変わらないことで走りのみに集中できたのでしょうね。
まさに、マインドフルネスでいうところの「いまここ」精神ということになるでしょう!! 「瞑想RUN」ができるように前進あるのみです。
復興伝承館(旧野蒜駅)
こちらは、RUN終了後、家族で訪れました。
昨年の松島ハーフマラソン大会のときに、施設の横を走り抜けたのですが、どうしても中に入りたくて、いつか必ず来よう!と心に誓っていたところでした(こんなに早く来れるとは・・・)。。
下記の写真は、レース中に目頭が熱くなった看板です。
野蒜駅では、高さ3.7mの津波が押し寄せたそうです。施設の中の動画がその残酷さを我々家族に教えてくれました。
人は、いいことも悪いことも忘れていくもの。
時代は2020年代に突入しましたが、2010年代最大の災害を簡単に忘れてはいけないと思います。
去年あった水害もそう。常に最悪を想定し、落ち着いて行動しなければ家族は守れません。
あらためて、命の尊さを教えてくれた今回の旅行となりました。
命あってのランニング、一歩一歩の感触を感じながら楽しんで走り続けていきたいものですね!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?