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コミケ初陣 しがぎゅ語り

初めまして

Tigerfibel(ティーガーフィーベル)の柳と申します。

コミックマーケット94終わりました。

今回初参加で事前告知もうまくできていない状態でなんとか頑張りました!

今回の学びは、生んだコンテンツを知ってもらう難しさと作り手の思いを伝えることの大切さ。

最初はとりあえず商品を並べていましたが、1冊も売れない……

そりゃ何も知らない、あやしいマークの集団の本なんて手にも取らないよね……

そこで、自分たちが作ってる小説の"思い"の部分をポップとして提示するようにしました。


『最近異世界転生モノばっかじゃん もういいよっ!
そんなあなたに読んでほしい
ーーー此は異世界転生モノを殺す異世界転生モノである』

かなり挑戦的なポップにしてしまった……
引かれる……

なんて思っていたところ道を歩いていた若い方がこのポップを二度見!

「かなり挑戦的ですね……」

それに対してあわわと思い自分たちの思いを熱弁
(このとき白衣で説明していたので外からはとても胡散臭く見えていたかも)

するとその方が
「そういう挑戦的なモノ好きです!頑張ってください!」
とご購入していただきました!!

初めて売れたその一冊

今まで作り込んできた作品の構想やテキスト、イラスト、ロゴ表示の作り込み、全てがこの時肯定されたような感覚

そして何より

自分たちが持つ思いが伝わったと思える瞬間でした

大丈夫だよ。遠◯。
オレもこれから頑張っていけそう。

売れるための最期のピースは"思い"でした
なので少しこの場にて今制作中の「しがない世界で牛丼屋」についての思いを語りたいと思います

◼︎柳 悠歩の「しがない世界で牛丼屋」熱弁コーナー

私はあまり異世界転生モノが好きではない

理由はおそらく私が設定厨だからだと思う

・転生先の世界の説明
・なぜ主人公が選ばれたのかの説明
・どうやって転生したのかの説明
・そこにあるファンタジー要素の説明
・転生先の文化の説明

これらが「異世界転生モノだから」で片付けられている作品が少し多いように感じる

もちろんそういうコンテンツ体系として確立しているのも知ってるし、作られた前提でどう作品の味を出すかという趣旨もわかる

でも私にとっては物足りない

ならば!

その辺をしっかり作り込んだ異世界転生モノを作れば私のような人に響くはず!!

そういったコンセプトで始まったのが「しがない世界で牛丼屋」なのだ!
(海外の商品説明会のようなノリ)
(観客立ち上がる)
(観客盛大な拍手)
(柳ご満悦)

設定を突き詰めていき、あらゆるファンタジー要素に説明を付けていくと、それはSFになった

私が思うSFとは、「現実世界ベースで、ある仮定が存在するものとした前提の上で成り立っている物語」
(SFミーハーなので怒られるかもしれませんが)

そうか私は異世界転生モノをSFとして見て落胆していたのか
(むちゃくちゃだなと自分でも思う)

『魔法というファンタジーの象徴をSFとして説明し切る』

これが「しがぎゅー」に隠された裏テーマです

ここに物書きの四辻の思いも重なってとんでもないものになってますしがぎゅ

ーーーーーーーー熱弁終わり

このように自分たちの"好き"を詰め込んだ作品をどんどん作っていきますTigerfibel

その期待感を少しでも共有できたら、これ以上の幸せはないよねと

好きなことで世界を少しずつ変えていくという方針の元

まずはお前だ異世界転生モノ!

そのジャンルのあり方をTigerfibelが変えてやる!

以上、初めてのブログでした。

コメントいただければ喜んで返します
拡散していただければ喜んで浮かれます
期待をしていただければその期待に応えます

それでは、よいお盆をお過ごしください!

しがない世界で牛丼屋
https://www.tigerfibel.jp/work.html

#コミケ #C94 #Tigerfibel #しがない世界で牛丼屋 #柳悠歩 #異世界転生

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