リーダーは正しい判断をすることが大切、歴史が物語る

第二次世界大戦で戦争に踏み込んだ日本。日清戦争や日露戦争で勝利をしたことによって、第二次世界大戦も勝てると踏んでいたのでしょう。
 
当時の日本のトップは戦争賛成派と反対派に分かれ、戦争を反対していた石原莞爾は軍部の強い圧力に屈して追いやられ、戦争に突入するんですね。
 
時代を読めなかったのか、負けることは全く考えなかったのか、今まで海外の戦争に負けることがほぼ無かった日本。豊臣秀吉が朝鮮に戦争をするも負けた歴史があるのに、無謀な戦争をまた始めます。
 
実はアメリカは日本のことを、この対戦中からずっと研究し、情報を取り続けていたようです。アメリカは、日本の勝利を続けていたことから、いつか戦争になった時の備えを続けたいました。原爆という圧倒的な武器を持ちつつ、どうやったら日本に原爆を落とせるか、そんな事を調査し続けていたのだと思われます。
 
日清戦争や日露戦争は陸軍が強い国が勝つ。日本のような猪突猛進の教育を受けた兵隊は強かったみたいですね。
 
アメリカは今後空軍の時代が来ると読んでいて、日本のどの空軍エリアを制圧すれば、戦争に有利となるか、常に探っていたようですね。なので、東南アジア日本軍を一旦集中するでなく、要所と思われる箇所を分散して攻撃したんですね。
 
太平洋戦争では、飛び石作戦とも言われましたね。アメリカは情報戦にも勝つため、日本の情報は徹底的に盗み、日本の要人を乗せた飛行機を次々と狙って撃退。堀栄三がアメリカの盗聴と戦略を読んで対策するまでは、アメリカに情報を盗まれまくってました。
 
もともと戦争反対派だった、堀栄三を戦場に送り込む判断が遅れたのも敗因の一つだったかもしれないですね。
 
ビジネスの現場でも同じかもしれないですね。自分が本当に正しいと思ったことは貫くこと、相手の意見を聞くこと、納得しない場合は、何が納得できないのかを言語化して自分の腑に落とすこと、これが大切ですね。
 
あと、判断の遅れはビジネスの参入遅れになるので、すぐにやることが大切だと思います。歴史から学ぶことが多いですよね。

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