一番簡単なのは高校受験
二月の勝者というドラマでも「中学受験」の大変さは取り上げられていると思いますが、偏差値だけを見ると、あれ?という偏差値の低さに驚きますよね?
コレって高校から受験した人から見ると、中学受験って意外といけるかも?っと錯覚する数字だと思います。
実は違うんです。
偏差値というのは受験をする人の平均値だったりするので、中学受験をする人数は圧倒的に少ない、かつ、優秀な人だけで競っているので、偏差値が低くても、クラスでは一番頭が良い、ということが普通にあるんです。
例えば、豊島区にある十文字中学。偏差値は41〜47です。この41〜47のレベルを高校で当てはまると、青山学院や立教新座、巣鴨、城北など偏差値65に相当します。
因みに高校の偏差値40は堀越、45は川村、岩倉でしょうか。
共立女子中学は偏差値59-64と言われていますが、偏差値70以上のの早慶附属高校を狙えます。
一都三県の一学年の高校児童数は29.7万人と言われています。その中で中学受験は4.3万人しかいないと言われており、高校受験に比べ、中学受験は非常に熾烈な闘いを強いられます。
高校受験だと、勉強すれば偏差値は上がります。ところが中学受験は勉強しても頭の良い子ばかりなので、同じように勉強する。なので、偏差値はなかなか上がりにくい傾向にあります。12歳の子供が、このモチベーションが上がりにくい環境で勉強するのは相当大変です。プレッシャーに押しつぶされても当然ですよね。
ところが高校受験は、受けるエリアが決まっていることが多く、少ない牌の中での競走なので、超難関を除けば結構頑張れます。
あと、大学受験になると、その規模が全国になる。浪人生もいるので一気に競争が激しくなる。
なので、高校受験での成功は一番簡単ということになります。超難関は除きますが。
因みに、履歴書を見たとき、中高一貫校だと判断がつかず、中学の偏差値を見て判断する場合は上記に気をつけるようにしています。
偏差値ってわからないものですね^_^
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