子牛に追われるルビー
干支に因んではこれ以上に相応しい機会はない、シェアしたい画像です。もう少し鮮明であれば私の動物写真の中で最も面白いものとなったであろうものも、60エーカーもあるその牧草地では望遠レンズを使っても2匹の動くものを点にせずにひとつの枠に入れるのはチャレンジでした。
子猫時代の好奇心旺盛なルビーは、お隣りさんの牧場へ毎日通っていました。およそ20頭程の大小の牛たちは、この広い牧草地を一周しながら無農薬のフレッシュグリーンを食べ歩くのが日課でした。
ルビーは牛やワイルドターキーの群れにわざわざ近寄って行きます。彼女の3倍程の大きさのターキーが振り向けば、一瞬はたじろぐものの、ターキーご一行様の一番後にくっついて、家族の一員のようについて行く有り様はみにくいアヒルの子そのものでした。
ターキーも牛も「なんだこのネコ」という感じで大抵は相手にしないのですが、ある時同じように好奇心旺盛な子牛の目に留まってしまいました。子牛はルビーを追いかけて来ました。どの子供も同じで動くものが面白いようです。人間の子でも猫の子でも牛の子でも。
子牛の笑った顔を見たことがあるでしょうか。一方ルビーは目を吊り上げおそらく本気で逃げて来ます。牛も走ると結構速いです。子牛には捕まらなかったものの、また翌日同じことを繰り返すルビーでした。
もしもサポートを戴いた際は、4匹のネコのゴハンやネコ砂などに使わせて頂きます。 心から、ありがとうございます