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性格と性質

最近というか、もう何年も中国ドラマにハマっている。
最初は・・・やはり韓流。『チャングムの誓い』
これはもう、みなさん、ご存知かと。ここから入った方、多いと思います(笑)

ヨガを始めて、健康のことや東洋医学に興味が湧いてきた頃だったから、宮廷料理は薬膳料理なんだな〜、と関心してみていた。

どうやら、あまり現代ものには興味がなく、見るのは歴史モノばかり。

といっても、歴女なわけではなく(笑)
人の一生、人生年表を描いてることが多いからか、ダルマだなぁ…と、思いながら見てしまう。

どんなにもがいても、もがいても、手を打っても変えられないものがある。
個人の感情とは別に世界が動いていく。
どんなに苦しんでも報われることなどなく、役割を全うさせられる。

そんなことを、わかりやすく、まざまざと描いているものが多い。

まあ、ドラマだからね、波瀾万丈じゃなきゃ面白くないわけで、悲哀に満ちた人生だなぁ・・・と、切なくて、涙しながらみていること多し(笑)

その中で、よく思うことは、性質と性格って全然違うな、と思う。
女性を描いてるものは特に、それがわかりやすく描かれてれている気がする。

性質:生まれ持った質、特徴
性格:後天的に身につけたもの、社会生活の中で育まれるもの

性質は元々備わっている先天的な意味合いが強く、性格はそこに後天的な環境要因などが加わって変化していくものという意味合いがある。

さまざまな伝統療法では、性格をみることはあまりなく、性質をみて、そこからどれぐらい離れてしまっているか、不適切な状態になっているか、先天的に持って生まれた気質をさぐりながら、治療をしていくものが多いと思う。

性格って、変えることもできるし、環境によって変わってしまうこともある。
やること、選ぶこと、そういった外の世界との関係性によって変化していくことが多い。

ヨガをしていると、そういう機会に出会うことも多い。
家族に「ヨガはじめて、性格が明るくなったって言われるんですよね」と、話してくれたりする方もたくさん。
変わったから良いとか悪いとかということではなく、本人にとって良いと思える変化に立ち会えたことが嬉しい。

でもそうやって、性格っていろんなことが関わってきます。

自分が見えている思考の話だけじゃなく、ホルモンバランス、日頃のストレス、神経伝達・・自律神経とかもね。

性格って、考え方の努力、だけじゃないんです。

なので、なにか辛いこと、なにか不具合があれば、元々の性質に戻すようなことをする。
足りないもの、不足しているものを補っていく。
それが行為なのか、モノなのかはそれぞれで、それが自然療法、伝統療法。

現在地をしっかり見つめること。
そして、日頃から質を理解すること。

今どういう状態なのか、どうなってるのか、まずはそこを観る。
決して、他者と比べたりはせず、観察する。
それが第一歩。

それをみているうちに、自分の質に合っていることがみえてくる。

性格は、色々あって当然!その方が、世界は豊かだな〜と、今は思える。

バブル世代(?)の私。
この世代、道徳的観念に縛られて生きてきた人も多いと思う。
性質を理解することなく、世の中の常識に従ってきたこと、多いと思う。

世の中は、誰かにとって良いことで、誰かにとって不都合なことも、たくさんあるのです。

私はヨガのいろんな教えに出会って、常識や道徳を鵜呑みにすることが、だいぶ減りました。

善は善、ただそれだけ。
それだけで、だいぶ楽なものです。

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ヨーガ療法のパーソナルセッション始めました。
体力回復したい…体調落ち気味…
気持ちが沈むことが多い…などなど
ぜひ、ご自身と向き合って、
自律神経、整えませんか?


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