46歳現役教員G’s ACADEMYとの出会い
福岡の私立中高で教員一筋20年の現役教員
46歳にしてプログラミングと起業家を育てる学校G’s ACADEMYへ入学しました。最高に刺激的で充実した半年の記録を残したいと思います。
G’s ACADEMYとの出会い
タイトルには「半年」と書きましたが、出会いはおよそ1年前でした。
天職であると思い教員を続けてきましたが、このままで良いのか?という思いも抱えていました。社会は大きく変革し、生徒たちにとって必要な能力も変わっていくのを感じる。どこかに属して安定を求めるのではなく、自らの能力・スキルを高めて自分の力で人生を切り開く人にならなくてはならない。果たして教員しか経験のない自分にそんな生徒たちを育てることができるのか。そう考えていました。
私の教育の基本はまず自分が動く。何か勉強したい、プログラミングとかいいかも、ということで大学や通信の学校を探し始めました。2022年6月、天神での出張を終えた帰り道この学校に出会います。
おしゃれな建物とプログラミング、というワードに惹かれアポなし突撃。
来週説明会があるよ、と言われ即申し込み。
説明会でG’s FUKUOKAのごってぃさんに対応していただき、受験を決意。
2週間後には受験(G’sには「IDEA試験」と「IQ試験」の2種があり、好きな方を選べます。私は「IDEA試験」)無事合格し、10月の入学を待つ。
G’sの存在を知って1ヶ月経っていない状況でしたが、すでに早く勉強したくてたまらない気分でした。ちなみにIDEA試験は4、5人同時にオンラインで受験しますが、のちにGGAに出場することとなる成田さん、石田さんもいたと記憶しています。3人もの出場者が揃っていた組だった様です。
このとき「動く」という決断をできたことがすべてでした。自ら動くことができたことで、この後大きく世界が広がり人生が変わりました。皆さんにも様々な理由で何かを変えたい、という気持ちが湧くことがあるかと思います。そのとき「思う」だけではなく「動く」ことが重要であるとお伝えしたいです。そして実際に動くことでできる人はそう多くはいないようです。
入学までの3ヶ月、予習は必要か?
私は7月に入学が決まったため、実際入学する10月まで期間がありました。その間、本やYouTube、Progate(オンラインのプログラミング学習サイト)で予習をしていました。G’sでもいくつかの入学前講座を開催しており、いずれも楽しく参加させていただいた記憶があります。
予習が必要か、という点で言うと気持ちは昂っているので勉強すること自体楽しかったですが、入学してG’sのやり方にしっかり付いていった方がいいのではないかと思います。特に早くやっておいた方がよかった、と言うことはありません。しかし、PC自体あまり触らない、タイピングも苦手と言う人は逆にスムーズに入力できるくらいまではやっておいた方が良いと思います。
DEV?LAB?
G’s ACADEMYには「週末集中DEVコース」と「フルタイム総合LABコース」2つのコースが用意されています。いずれのコースも期間は6ヶ月と短めに感じますが、それぞれしっかりと力を付けることができます。ゴールのイメージが若干異なると思うので、私の感覚ですがまとめておきたいと思います。
「週末集中DEVコース」
私の所属したDEVコースは土曜日に講義を受け、1週間かけて課題を作成。これを繰り返して実践的にプログラミングの技術を身に付けるといったプログラムで進みます。主に仕事を持っている社会人のためのコースです。新しく習得するプログラミング技術に、社会人としての知見や業界に対する解像度などを掛け合わせて新しいものを作るというところに強みがあります。
「フルタイム総合LABコース」
対してLABコースは、平日毎日講義・課題があります。所属していないので詳しいことは言えませんが、エンジニアとしての技術力は圧倒的に高いと感じました。コードを書いている時間が段違いなので当然ですが、半年でここまで理解できるんだ、と驚かされることが多々ありました。エンジニアとして就職・個人事業をやりたい場合はこれくらいを目指さなくてはならないのではないでしょうか。
私の同期(福岡DEV12期)にはDEVでありながら努力を重ね、技術力もLABに近いものを習得した人が数名います。どれだけコミットすることができるか、ということだと思いますが大変さを知っている身からすると尊敬しかありません。いずれのコースでもG’sで大切にしているのは「自走力」すなわち自分で成長し続けることのできる力です。これを身に付けることができるのは大きいです。
入学式、そして始まったG’s生活
2022年10月15日(土)福岡DEV12期・ユニット山口3期の入学式が行われました。福岡19名、山口4名の同期が出会うこととなります。一番驚いたのは担任がG’s ACADEMY総責任者である児玉さんであるということ!なんとも贅沢な状況です。入学式であらためてプログラミングスクールではなく、「世界を変えるGeekになる」ための学校であることを確認され、年甲斐もなく興奮してしまいました。
同期には本当に様々な人がいました。医療系で働いている人、すでに会社を経営している人、海外出身の人、逆になぜかオーストラリアからオンラインで受講する人(日本人)、V-Tuber、現役大学院生など。また自分はダントツ一番年長なのでは?と思っていましたが、同年代や年上の方もおりホッとすると共にそのチャレンジ精神に敬服しました。
最初の課題は伝統の「チーズアカデミー」。完成したページを提示され、同じものを自分で作ることにより、HTML、CSS、JavaScriptの基本を学びます。完成が分かっているのに、予想以上に難しい!「なんでそこにいく?」「中央寄せがなんでうまくいかない?」「あー、この幅ずれた!」・・・
これを直感的に簡単に実現できるよう作られてるんだ!とあらためてPowerPoint、Keynoteといったソフトの凄さを知りました。
私は入学式後から修学旅行で北海道へ。当然パソコンを持参し、移動中の空き時間やホテル、空港で時間を見つけパチパチ。もちろん引率の仕事中はそちらに集中しなくてはならないためなかなか時間が取れず。それでも初めてのチャレンジにワクワクしながら取り組んだ覚えがあります。幾つになっても新しいことをするのは楽しいものです。
それから半年、本当にワクワクすることだらけの出会いと新しい発見に満ちた経験でした。卒業後もこの素晴らしいコミュニティに所属することができ、一気に自分の世界が広がりました。
すべてを書き切ることはできませんが、少しづつ書いていきたいと思います。G’s ACADEMYの集大成となる「GGA(Global Geek Audition)」に出場させてもらうことができたので、それについてはよければ下のリンクからどうぞ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?