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保健師の指導は聞いた方が良いと言う話

こんにちは、Tidyです。
先日、重たい腰をあげてNoteを書いてみたところ当社の広報からプレスリリース前情報を迂闊に発信してはいけないと怒られて差し止められてしまいましたので(当然ですね)、たまには自身の健康に関して書いていきたいと思います。余談ですが会社のルールはしっかりと把握した上で順守した方が無難です。管理職になるとさらに部下がしてたことでも管理監督責任とかで怒られてしまいます。

閑話休題

定期健康診断と特定健康診査

昨年11月に株式会社iCAREに転職後、初めての定期健康診断を受けました。さらに私のように40歳を越えている人は「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づき、特定健康診査を受ける必要があるので同時に受診しています。俗にいう「メタボ健診」というものです。

ここから先は予想がつくかと思いますが、特定健診でメタボに引っかかりまして生活習慣改善のための特定保健指導を受ける羽目になった話が続くのですが、ちょっとここまでの字面で気になる点が出てきました。

定期健診や特定健診と略すと気にならないのですが正式名称で定期健康診断や特定健康診査と記載すると、診断診査って何が違うの?という気持ちになりますよね。ちなみにがん検診などで使われる検診という言葉もあります。こちらも健診検診何が違うの?と気になりませんでしょうか。

気になった方は調べてみてください、勉強になります。解説しないのかよと思った方もいると思いますが、意外とここで読んだところで「へー」とか思うだけでインプットはされないものです。

話が大幅に逸れてしまいました。
「メタボ健診」にひっかかったと言う話です。メタボの基準は以下のとおりです。

生活習慣病予防のための健康情報サイトより引用

その時の健康診断
腹囲 93.3cm
体重 78.0kg
① 中性脂肪 121mg/DL / HDLコレステロール 52mg/dL
② 収縮期血圧 142mmHg / 拡張期血圧 92mmHg
③ 空腹時高血糖 103mg/dL

おお、今見返すと必須項目と選択項目の1つに合致してるだけでメタボではありませんね。でも、特定保健指導の動機付け支援対象です。

特定保健指導を受けた話

そんなわけで人事部から特定保健指導を受けた方が良いですよと言った案内もあったので、素直に受けてみることにしました。この時の感情を正直に書きますと、どんなものなのかという好奇心が2割、残りは「まぁ、聞いてはみるけど特に日々に困ってないし、何かが変わるなんてことはないだろう」(とても失礼)と言うものでした。

そんな感情で当日を迎えたわけですが、冒頭は健康診断の結果や肥満だと健康にどのような悪影響があるのかといったもので、「いやー、分かってはいるんですけどね・・・」と何も心に響いていませんでした。知識ではオフィスグリコのアイスを食べることを止められないのです。

そして中盤以降は生活指導に入ります。
ここで「これをやってみてください」と言われていたら、私の性格上絶対にやっていなかったと自信を持って言えます。
ところが実際には、食事や運動など30〜40項目を見せられて「ここからできそうなことを3つ程度選んでください」「どれができそうでしょうか?」と言う聞き方をされたわけです。

そして、選んだのは以下の3つ
「ランチを大盛りにしない」←まあしないだけだし
「甘い飲み物をやめる」← ちょっとしんどい、コーラが飲めない
「週末に30分だけ軽い運動をする」← 散歩でもしよう

この自分で選ぶと言うのは良くない良いですね。やれと言われたことはやらなくても心は痛みません(?)が、自分でできると言ったことができないのは自尊心が傷つきます。今度部下の指導やセールス活動でも活用したいと思いました。
とにもかくにも、この改善を3ヶ月続けるのがミッションとなったわけです。ちなみに目標体重は2kg減です。

そしてここからはひたすらに3項目を続けるという日々がやってきます。毎日中性脂肪を測定することはできないので、体重だけです。結論から言うとこんな感じになりました。まだ3ヶ月には1週間ほど残していますが。

なんと、9.5kgも減った!

なんと9.5kg減です。
途中停滞期的なものも10日程度ありましたが、比較的リニアに体重が減り続けました。それにしてもこの減少幅はびっくりです。ついでに腹囲も82cm程度まで減少しました。パンツとベルトが緩くなりすぎて、昔のパンツをひっぱりだし、ベルトは切りました。ダイエットのCMのようです。
社内外問わず、痩せた痩せたと言われるようになり、自身でも身体が軽くなったことが実感できます。

また副次的効果なのか
胃が縮んだのか、ドカ食いができなくなった
ウォーキングの運動習慣がついた
間食を必要としなくなった
寝起きが良くなった
など良いこと尽くしです。

ちなみに、部下が同時期に「痩身エステ」でダイエットをしていたので、ペースを競っていました。今のところ15分の特定保健指導しか受けていない私の方がペースが早いです。

こんなすてきなメリットがたったの15分の会話で得られたわけです。

保健師の方の話は必ず聞いた方が良い

今回のケースでは健康保険組合の保健師による特定保健指導ではありましたが、企業によっては産業保健師/産業看護師がいらっしゃるところもあろうかと思います。
こんな一言二言を相手に聞いてもらえるだけで、健康をつくれる能力を持っているにも関わらず、あまりその力が認知されていないのではないでしょうか。この会社にいる私ですら実感はできていませんでした。

保健師と会話ができる職場環境にいる方は恵まれた環境にいることを認識して、その言葉に是非耳を傾けてみてください。


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