4番目の彼氏　2

彼の家にはパソコンもありましたし、ギターもありましたし、かなり快適でした。
彼は喫煙者で、私も喫煙者だったし、室内で喫煙出来たのでほんっとうに快適で。

私は高校2年生くらいからほとんど高校に通っていなかったので毎日登校をするフリをして（それでも家からかなり遅く出ていた）彼の家に行き、彼が大学に行っている間パソコンでエロゲをしたり、歌を歌ったり曲をかけたり、とにかく自由に過ごしました。

今考えると、最初に彼の家に押しかけた時部屋に入れてくれたのは本当に奇跡でした。
だって、ストーカーだもの。

それから、私は彼の部屋をくまなくチェックしました。

まぁ、テレクラで遊んでいるだけあって、彼の家には女性の電話番号やベル番号、色々ありました。

見つける度に彼を問い詰めて。

勝手にその女性たちに連絡をつけて、（まだはっきり彼女でもなかった時期から）彼女だから手を出すなと釘を刺してあるいたり。
中には直接会ってくれた女性もいました。
色々な手段で女性の家を突き止め、押しかけたこともありました。

そんな感じで彼の周囲には徐々に私以外の女性の影が消えていきました。

続く