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会社を選ぶ時に重視するものは何?

今日は働く上で大切にしたいものについて考えてみました!
今までの社会人人生で感じてきたことなので、皆さんの考える参考になれば!


①休み

いきなり消極的すぎるだろと思われるかもしれないが、1社目で痛感した。

私は休みが少ないのは無理だ。

もちろん「ここぞ!」という時の土日出勤は問題ない。しかしずっと休みが少ないというのは辛すぎる。

自己紹介にも書いたが私が新卒で入った会社は年間休日103日だった。
入社した時は仕事にやりがいがあれば休みの少なさなんて関係ないと思ったが、現実は全く違った。
土曜日出勤があって友達と遊べなかったり、家族が休みの中、1月3日から出社していると非常に虚しくなった。(そして仕事のやりがいもあまり無かった。地獄(笑))

もちろん世の中には土日出勤の人も連休も無い人もいる事は知っている。

けど、私は無理だ。

そして年間休日数は自分の力では変えられない。

だから少ない会社を選ぶ時は慎重に選ぶべきだと思っている。

②フラットさ

今思うと1社目は結構フラットな組織だった。もちろん役職はあったが、たいてい「〜さん」で読んでいた。社長も「さん」付けだ。

それが2社目に入って初日でびっくりした。「◯◯主任と呼びなさい」と怒られたのだ。主任?!主任から役職付けで呼ぶの?

ちなみにこの会社、社員の約半分が主任やら係長やら役職名がついていて、毎年異動やら昇進で役職名がコロコロ変わる。

まず第一に覚えてられるかという話だ。

そして第二に物凄い上にペコペコする。

上の言うことは絶対。
「先輩の言うことには黙って「ハイ!」だろ!」という人や「役員は雲の上の人」なんて言っている人もいる。

そしてそんな社風なので業務においても上の人へのお伺いの為に有り得ない程の無意味なハンコリレーが繰り返えされる。

それなのにいざとなったら上は逃げて中間管理職に責任を押し付ける。

もうこれ以上言ったら悪口大会になってしまうので止めよう(笑)

残念ながらこれも休日と同じで会社が変える姿勢を見せてそして本気で取り組まないと変わらない。
上の人ってそれだけ大事なのである。

③会社の存在意義

パーパス経営なんて言葉が流行った。
要は「自社が何のために存在するか」を明文化する事だ。

これは人によって重要とするか考え方が分かれるだと思う。仕事はとにかく金を稼げれば良いという人も中にはいると思うし、私の友達もそうなので否定しない。

しかし私にとっては重要だ。

せっかく自分の人生の大半の時間を使っているのだし、お客様からお金を貰っているのだから世の中に役立つ事をしたいというのが私の学生時代からの考えである。

それが理由で、就活の時やりたい事は無かったが、せめて地球環境に良いことをしようという思いから環境関連の会社に入った。

まぁ結局休みが少なく体力も足りずで辞める事になったのだが、2社目も同じ理由でせっかく働くなら…と、環境関連の会社に入った。

今回は休みも多いから大丈夫だ!と、思ったが1ヶ月で後悔した。

先輩社員がみんな「宝くじ当たったらこんな会社速攻辞める」と言ってたのだ。しかもなんなら営業中に宝くじを引き換えに行った先輩もいる。

そして私が「地球環境を少しでも良くしたいと思ってこの会社に入った」というと、みんなから「真面目だねぇ〜」と鼻で笑われた。

これならまだ1社目の中小企業の方が地球環境問題について真剣に考えていた。
会社が大きいとそれだけ「稼げれば良い」という人が増える可能性があるのだと学んだ。

だから本気で仕事に意義を見出したい方は面接の質問で「もし皆さんが宝くじ五億円当たったとしたら、この会社を辞めますか?」と聞いてみても良いかもしれない。
もしくは「なぜ皆さんはこの会社に入ったのですか?」と聞いても良いかもしれない。

「家から近かった」「たまたま受かった」という回答ならば、その会社は惰性で働いている人が多くて、あなたの熱量はそのような人達からは逆にウザがられるかもしれない。

まぁただ私も地球環境に良いことしたいなんて考えながら、実際は何も考えちゃいなかったという話はまた後日☺

④役員にビジョンはあるか

役員が何を考え、どのような方針を立てているのかはとても重要だ。
これはサイボウズの青野社長の本を読んで確かにと思ったのだが、会社=役員なのだ。

↑クリックして購入してくれても私にお金は入りません🤣

一般社員が変えることが出来る範囲は驚くほど少ない。

「とりあえず売ってこい!」という方針しか言わない役員を見る度に私は「そんな雑な命令でいいなら幼稚園児だって役員になれるわ」と心の中で思うのである。

会社ホームページや会社案内、統合報告書などに書かれている綺麗な文言を鵜呑みにしてはいけない。

あれは一部の社員やコンサルや印刷会社が魅力的に見せる為に頭をひねって考えた文章で、役員は全く関わってなかったり、社員達は「いつの間にそんなものが出来たんだ?」「また綺麗事ばかり言いやがって」なんて可能性もある。
というか、私がそういう仕事をしてた😇

これを見分けるのは難しいが、もし面接で役員がいたら詳しくビジョンを聞いてみるのが良いかもしれない。

まとめ

以上の事が私が2社経験して学んだ事だ。

会社の姿勢は難しいが、特に最近の若者は働く意義をしっかり考えて入社してくるので、惰性で働くおじさんおばさんを見たらショックだろうなと思う。

そんな会社ないよ。とか、
夢見すぎだろ。現実見ろよ。とか、
思われるかもしれない。

確かに自分はマイナス思考だし、自分が「嫌だッ!」と思ったら一気にやる気を無くす程ガキで頑固だ。

けどだからと言って諦めて耐え忍ぶという選択肢は無い。

2社目を選ぶ時は「休み」と上っ面の「会社の存在意義」で選んでしまったが、その経験を活かして3社目を探して転職出来ればと思う。(環境関連の業界からは足を洗う(笑))

最近読んだ本にこんな言葉が載っていた。

会社の大きさよりも、自分のやりたいことができる会社を探しなさい。ダメだったら転職すればいい。三回くらい転職すれば、いつかは自分に適した会社が見つかるはずだ。

齊藤 勇『好きな仕事で楽しく生きる本』(中経出版)

正直新卒で一発で理想の会社に入れる方が珍しいと私は思っている。
特に私のような働くという事が何かも分からず全く対策もしてこなかった人はなおさらだ。

ちなみにnoteでこんな転職経験二桁な方も発見した。

記事を読むからに1社にしがみついている人より強そうだと私は感じた(笑)
そして最終的には凄い働き方になっていらっしゃる。
凄い。
けど本当に変化に強い人は強いと私も思う。

自分も頑張ろ!

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