リーダーの仮面
先日から始まったプロジェクトのリーダーに任命されました。
チームのメンバーは6人で、リーダーを誰にするか話し合う時間を設けられた際、立候補する人は誰もいませんでした。
私自身、プロジェクトリーダーをやりたい人がいるならその人に譲ろう、もし誰もいなければやってもいいかなといった思いでした。
結果、やりたい人は誰もおらず、必然的に私がプロジェクトリーダーになりました。
今の職場でリーダーの立場を務めるのは初めてです。
もちろん、プロジェクトを失敗させたらどうしようといった不安でいっぱいです。しかし、それと同じくらい毎日がワクワクしていて、やりがいを感じることができていると思います。
チームのメンバーはとても優しいし、俗に言う仕事ができる人が多いです。
私は毎日偉そうに指示を出していますが、文句1つ言わずタスクをこなしてくれるメンバーにいつも助けられています。
リーダーについて書かれた本があったことを最近思い出しました。
私の父と姉が2人とも読んでいた本で、どうやら好評のようでしたので、私もせっかくなので購入しようと思い書店へ向かいました。
それが「リーダーの仮面」という本です。
最近話題になっていて、書店でも見やすい場所に置かれていることが多いと思います。
読書家の父と姉の口コミということもあり、期待していましたが、私には全く良さがわかりませんでした。
ワンシーンごとに見ればもちろん、共感できる内容や考え方が広がるような部分もありました。
しかし、内容が私の考えるリーダー像からかけ離れすぎていて、ガッカリしました。
自分の考えと正反対である本に出合えたことは、自分の価値観を広げるという面からすれば貴重な出会いになったと思います。
また、この本が世間的にも良いとされているのであれば、私自身の行動や思考を見直す必要があるのかもしれません。
それでも今の私にとっては、もしやり方が間違っているリーダーマネジメントだとしても、この本の内容を実践したいとは思えませんでした。
この先のキャリアの中で、どれだけリーダーの立場を経験するかはわかりませんが、今は自分の考えるリーダー像を大切にし前に進みたいです。
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