学校の先生はこの風景のような心と身体であることが大切

初めまして、土肥貴子です。

兵庫県で小学校の教諭をして38年、「私、もうやり切ったな。」と思って退職しました。今は個人事業主として仕事を始めたところです。私は「子どもが自然体で過ごしている姿が大好き。安心して過ごすことが出来る学級をめざしてきました。「子どもと先生」「子どもと子ども」「子どもと親」のより良い関係を築くために考えられることを実践してきました。しかし、ゆとりが無さ過ぎる。そう、先生は心も身体も時間もいっぱいいっぱいで、ガチガチなんです。間違いなく自分をすり減らしながら過ごしています。私自身、一日が30時間あったらもう少し自分らしくいることが出来たのに…と思っていました。30-24=6時間 この6時間を、仕事2時間、寝ること2時間、自分の趣味2時間。こんな生活が出来たらいいのに…。と本気で思っていました。

退職して、意識、イメージトレーニング、セラピーなど、様々なことを学んできました。すると、一番大切なのは「どれだけ自分らしくありのままで在るか」ということだとわかりました。私たちは毎日、どこにいても誰と接してもエネルギーの影響を受けています。言葉のエネルギー、空間のエネルギー、物質のエネルギー、食べ物のエネルギー…。子ども達も家庭、学校、習い事などいろんなエネルギーを受けています。だからこそ、子ども達の幸せを願うなら、一番身近にいる先生自身、お母さん自身が幸せでいる事が大事なんです。

ここでは、主に先生方へ私が伝えたいことを綴っていこうと思っています。子どもを育んでいくことを仕事にしようと教職に就いた方が、志半ばでつぶれることなく、心も身体も幸せを感じながら子どもと過ごしてほしい、と願っています。

この写真のように澄み渡った心と身体であれば、そんな先生に育てられた子どもは間違いなく幸せになると思うのです。