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ラノベ1 80話

女子生徒B「綺麗な夕焼けですね」

「やっぱり 貴方を生かしておいたのは」

「失敗でした」

男「自滅とは あの子達」

「お前の家来何て 嫌だったんじゃないか?」

 
 
 

結局の所、彼女達は 異教徒に○されるより自滅を選ぶと言う K高校の教義に従ったに過ぎない。

でも この宇宙では 二度と彼女達に会うことはないと言う事実は 私を困惑させた。
 

女子生徒B「面倒だなあ……」
 

だいたい、このまま生きてても私が あの機械を作れるとは思えず。
 

何かの間違いじゃないだろうか。
 

でも……

 

(ニャー)

 

男「私と来ないか」
 

結局の所、私は彼女の才能と孤独と狂気に 嫉妬しているのだろう。
 

それも嘘で
 

恋に近い感情かも知れない。
 

(私のこと好きだって言ってくれたのは)

(あの人だけ何だよ)
 

この狂気が なぜ私の物ではないのだろうか。

 

彼女を抱きしめれば 

それが手に入るのか。
 

  
 

男「おいで」

 

女子生徒B「おじさんについていけば」

 

「私は変われるのかな」

 

男「ああ」 

 

「そうだよ」

 
 
 

ぐさり 

 

(男は貫かれている)

 

2年生2「やめとけ」

「この男はロリコンだ」

 
 

ああもう どうしてこの男は私の気持ちに気付いてくれないのだろ。こんなに大好きなのに!  

顔まともに見れないよー そばにいると息もできないからあなたの元を離れました 
 
 

でもやっぱりあなたの特別な存在で居たいの もう私 何が何だかわからない! とりあえず

 

2年生2「○ね」

 

(ニャー)

  

先輩1「諦めなよ」

「魔法部の分の魔法石は確保した」

「これで」

「部長のN.A.V.I.と私の」

「E.R.N.S.」

「この子のH.E.I.S.」

(K高校生徒の○体)

「気にしないで」

「この子最初から」

 

「死んでるから」



「あなたの持つ Z.U.R.E.」

「これで4つ」

 
K高校生徒「(どうしたの)」

 
先輩1「(大丈夫だよ)」

「(これでずっとあなたと)」

「(居られるからね)」



女子生徒B「知らんわ」

(Z.U.R.E.起動)


女子生徒B「さよなら」

「ねえね」

 

(「K高校生徒」と呼称された物体は)

(砂になった)

先輩1「……」

 

 

女子生徒B「来い」
 

「HausenStein」

[H.E.I.S]
 

「Clementine」

[J.A.N.E.]

 

「本当に面倒だなあ」
 
 
「ああでも」

「……」

「これが孤独か」

「天才の見てる景色ってこんなかな」

「悪くない」

 
 

続く

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