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ラノベ1 64話
とるるるる
先生: …家に帰ってない?
…
わかりました…
がちゃ
先生: …どこに居るんだ
……
ざあっ
1年生1: よくここがわかったね。
私のお気に入りの場所
この高さなら 遠くの夜景が見えるでしょ
このまま 吸い込まれて行けたらいいのにって
先生: …俺は 何度もここに来たんだ
花を供える為に 何度も
夢のなかで
俺はお前を守れなかった
とても悲しい夢だ
1年生1: 夢ってさ
きっといつか見た現実なんだよね
私も覚えてるよ
…『戻した』の?
先生: そうだ。
俺は…もう一度 お前に会いたかった。
…俺はお前を…
…
1年生1: …それって 教師が生徒に絶対言っちゃいけない事だよね
あはは
泣けてきちゃうよ
…私もだよ 先生の事 大好き
…ねえ
もっと触ってよ
誰も 私達を咎める事何て 出来ないよ
だって 時間戻すんだから
この思い出が 無かった事になっても
忘れないでね 私達が大好き合っていた事
…
(ニャー)
: は? 戻さないよ?
1年生1:…
:いやー まさか○んだのが式神だったとわ。
○体に触れた時に 指先に感じた奇妙な違和感!!
おかしいとは思ってたんだー
げし
:痛いよ
[紙コップ]
3年生4: 私が天に立つ。
続く
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