短編 7話

天使「……倒してきた」

 

青年「……」

 

天使「……続き……」

  

ちう

 

……

 

[学校]

 

女子生徒「(席替えでネトウヨの彼と離れてしまった)」

「(彼 いや 彼氏か)」

くくく

「(昨晩あれほどまでに愛を確かめあったのだ)」

「(注:性的行為無し)」

「(物理的距離など最早問題ではない)」

 
「(どちらかと言うと 天使の正体が私だという)」

「(言い出す機会が無い)」

 
  

 
先生「転校生を紹介するぞー」

 

がら
 

転校生「私転校生」

「私皆友達成立期待」

「夜露死苦根」

 

先生「某国人の彼女は 父親の仕事の都合で当国に」

「そうだな……席はそいつ(青年)の隣で」

   

女子生徒「(何だと)」

「(不味いぞ)」

「(そんな事したら)」

「(いつ奴がネトウヨとしての本性を表すか)」

「(どうしよう……)」
  

………
 

キーンコーン
 
 

[休み時間]

 

転校生「私故郷菓子配布皆」

「私要請皆実食」

 

わーい

 

ぱくぱくぱく

  

女子生徒「(こっこれは)」
  

「……特徴的な味だね……」

 

「(率直に言えば 美味しくない)」

「(左翼で媚某国派の私ですら)」

「(これは飲み込めない……)」

  

転校生「疑問符」

「……青年氏 烈実食 感嘆符」

  

青年「……」

 

ぱく

 

青年「……美味い」

 

転校生「嬉」

  

続く

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