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日本海軍金剛型制作記

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1941年(昭和16年)太平洋戦争前の金剛型(金剛、比叡、榛名、霧島)のプラモデルの制作記です。 キットはフジミの1/700を使用しました。
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記事一覧

絨毯とベビーパウダーで航跡を表現する

 昨年末に開催されたTOYラジ「スケールモデル祭り2023」に『浮べる山ぞ頼みなる』(作品No.29…

日本海軍戦艦 金剛型1941制作記 追補編 (Fujimi 1/700 waterline kit)

 金剛型4艦を並べてみて、その違いについて気が付いたことを追補編として述べていきます。…

日本海軍戦艦 金剛型1941制作記 #5 (Fujimi 1/700 waterline kit)

6.武装及び装備類6-1.主砲  各艦の36cm連装砲塔のパーツを比較してみました。上段左か…

日本海軍戦艦 金剛型1941 制作記 #4 (Fujimi 1/700 waterline kit)

5.艦橋周り 日本の戦艦の特徴である複雑な構造の艦橋ですが、特シリーズの各艦はしっかり…

日本海軍戦艦 金剛型1941 制作記 #3 (Fujimi 1/700 waterline kit)

4.中央煙突周り 霧島のみフジミの純正とBlackman(黒男)のエッチングパーツ(EP)が入手で…

日本海軍戦艦 金剛型1941 制作記 #2 (Fujimi 1/700 waterline kit)

3.甲板3-1.自作木甲板  いつものように甲板上の細かい構造物をルーターですべて削り落…

日本海軍戦艦 金剛型1941 制作記 #1 (Fujimi 1/700 waterline kit)

1 はじめに1-1.制作背景  1941年の1/700のウォーターライン戦艦制作、日本艦の最後は金剛型です。榛名についてはすでにフジミの旧キットからの制作をお伝えしましたので、残りの金剛、比叡、霧島の出番です。  1913年に金剛がイギリス・ヴィッカース社で、1914年に比叡が横須賀工廠で、1915年に榛名が川崎神戸造船所で、霧島が三菱長崎造船所で巡洋戦艦として竣工しました。その後1934年から40年にかけて第二次改装が実施されたので、1941年の開戦前はこの第二次改装後

IJN Kirishima 日本海軍戦艦 霧島(Fujimi 1/700 waterline kit)

 昭和16年の太平洋戦争前の霧島です。比叡同様、昭和17年の第三次ソロモン海戦で戦没したため…

IJN Hiei 日本海軍戦艦 比叡(Fujimi 1/700 waterline kit)

 昭和16年の太平洋戦争前の比叡です。  比叡は、昭和15年に近代化改装が行われ、昭和17年の…

IJN Kongo 日本海軍戦艦金剛(Fujimi 1/700 waterline kit)

 フジミ1/700特シリーズNo.83戦艦金剛 昭和16年(1941年)です。金剛は、イギリスのヴィッカー…

日本海軍戦艦 榛名制作記 #3(Fujimi 1/700 waterline kit)

5.艤装5-1.後部甲板  後部甲板の艤装です。カタパルト(A)と艦載機用クレーン(B)は汎用…

日本海軍戦艦 榛名制作記 #2(Fujimi 1/700 waterline kit)

3.艦橋3-1.艦橋下部のパーツ  艦橋を含めた上部構造物は、大日本絵画「水谷清高図面集…

日本海軍戦艦 榛名制作記 #1(Fujimi 1/700 waterline kit)

1 はじめに1-1.製作背景  外国艦をビスマルク追撃時に揃えて制作したので、日本艦も同…

IJN Haruna 日本海軍戦艦 榛名(Fujimi 1/700 waterline kit)

 フジミ 1/700ウォーターラインシリーズ No.12(旧キット)榛名です。  日本艦はフジミ特シリーズの開戦時キットを作ってきましたが、金剛型は榛名のみ1944年時です。本来であればこの特シリーズの1944年時を使えばよいのですが、あえて古いキットを改造し1941年当時の榛名を製作しました。  艦体は副砲位置、艦載機甲板、艦橋基部等修正が必要でした。甲板の構造物はすべて削除し、クラフト紙に罫線を印刷した自作甲板を貼りました。武装等の装備品はピットロード日本海軍艦船装備セッ