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あの時、 デザインが敗北したモノ

これを読んでいるデザインに関わる道を選んだ諸氏は既にお分かりだろうが、デザインの敗北で有名なコンビニのコーヒーサーバーのデザイン、あれはUI単独で語られるべきものではない。UIデザインは常にUXという一連の行動の一部として存在するからだ。確実に言えるのはあれをデザインの敗北と呼んでいるのは利用客ではなく、一度もあそこでコーヒーを買った事のない人間か物事の認知力が後期高齢者のレベルである事は間違いない。なぜならユーザーが購入時に目にする商品名はホットコーヒーR(REGULAR)

    • 個人の収入を最大化する為の複合型収益構造

      お金に汚いデザイナーがコロナ以前に考えていた事1日最低8時間も会社に拘束されてしまう会社員はリスクでしかない。コロナ禍に世界中が巻き込まれる以前、僕はそう考えていた。そして2019年の師走にこのnoteのドラフトを書き、読み直すこともないまま半年がとっくに過ぎていた。以下がその時の浅はかな考えだ。 10年間自営業をしてきて欠かせない生存戦略のルールが2つある。第一に1つのキャッシュフローに収入の殆どを依存するのはどんなに商売が繁盛していても危険信号だという事。この世は諸行無

      • お金に汚いデザイン入門書

        良いデザインとは?だとかお客様の為に何ちゃらみたいなデザインのテクニックやら精神論に関して語られる事は多くても、デザインのビジネス面について教えてくれる人なかなか見つからないよね。そこで、デザインを探求し始めて早20年経つので、これまで得た知識と経験に基づいてデザインビジネスとはなんぞや?についてまとめてみようと思う。ようこそお金に汚いデザイナーの世界へ。 知識と経験のリソースとなる経歴は以下。 米国の美術大学卒業、米国デザインスタジオでのインターン・エントリーレベルデザ

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