こつこつ
北浜健介先生と戸辺誠先生の影響下に置かれていて(ファンとして)、実践的には西山朋佳先生のあの感覚にあこがれ、勝とうが負けようが真ん中に飛車を振る、元四間飛車党がうわきして中飛車党になったのはいつからか。
バッサリッ
音がするような切り払い(捌きのことです)が感動的過ぎて、ここ二三年、とりこである。ああ、やっぱ鈴木大介先生かな?
新宿将棋センターが閉店する二年前か、高速バスで大阪へ向かう直前までセンターで将棋を指してた。あの頃からか、中飛車で、二段の方に勝てたのは。はげみになった。
で、ずっとやりつづけてたらコロナがやってきた。
コロナのせいで大体からして旅行大好きないて座が、どこへもいけなくなってしまった。
非常事態宣言。
まんぼう。
まんぼう。
居酒屋開いてない。
居酒屋開いてない。
どうすりゃ……とか嘆いてたら、結局将棋指すことだけがたのしみになった。ほぼ毎日詰将棋を解き、定跡書を繰り、そして以前のようにシナリオ公募に応募するような気力はわかなくなり、お手伝いしていたところともすっぱりと関係を終わらして、日々、感染しないように立ち回って何とか過ごしている。
変わり映えしないいんだけど、何とかありあわせのもので取り繕って毎日。
そんな感じが続いている。
お盆に帰省はできないので、この現在の拡大する前に帰っていた。
田園を散歩するのはここちよい。地元があるだけどれだけしあわせか。
母方の墓参と、亡き友人の墓参だけはちゃんと済ませてきた。
久しぶりにレンタカーして車の運転。久しぶりなのになぜか八木山をまわってみた。おそろしかった。
灼熱のような日中。台風ののこり風では一向におさまるものではない。
いつになったら取り戻せるのやら、日常。
熱の冷えた夜。
ちょっと散歩に出よう。
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珈琲と岩茶と将棋と読書と、すこしだけ書くことを愛する者です。