言語習得をより身近にしよう(マシュー・ユールデン)
現在英語勉強中です、さんだーです。
地頭が良くないので習得がとても遅いです。(このポンコツめ!)
…いや、勉強の仕方が悪いのかもしれません。
今回は20ヶ国語以上のポリグロットであるマシュー・ユールデン氏のTEDトークから、言語学習の仕方についてまとめます。
言われてみたら確かにそうだけど、なかなかやってる人が少なそうなやり方です。
□学習を日常生活に組み込む
通勤通学中にリスニング、トイレ中に暗記カードのような形でスキマ時間を活用するのは定番です。定番というか学習者として当たり前ですね。
でも、もっと踏み込んで
・友達と喋るとき英語で喋る
・見えた物体の名前を英語に直す
・メモやノートを取るとき英語で書く
など、今自分が学習している言語を実際に使う頻度を高める学習法です。
これ学習法というか、単純に生活を英語まみれにするという感じですね。
その最たるものが語学留学です。
しかし、留学したのにあまり上達できずに日本に帰国してしまうというケースは結構多いと耳にします。
なら、まず国内にいながら身近でできることから始めればOKです。
□1日最低30分、日本語以外の言語で思考する
思考するというと難しそうですが、単純に「触れる」ことから始めましょう。その国の映画や音楽を楽しみましょう。
そして、自分が何か喋るときは学習中の言語を頭に巡らせてから喋るようにします。これが「思考」ですね。
りんごを見たらapple
パンを見たらbread
というふうに英語に変換します。
しかし、こんな発想少しもなかったです…。僕自身、英語喋りたいと思ってるのに日常生活ではガッツリ日本人やってました。
こういう部分の詰めが甘いがためにいつまで経っても上達しない。上達するわけがないのですよ。
□語学は「頻度」が最重要
言語を習得する際、一番大事なのはやっぱり「頻度」ですね。
なんの頻度かというと、
・その言葉に触れる頻度
・その言葉で考える頻度
・その言葉を話す頻度
もっというと、その国の文化にドップリ浸って自国文化・感覚の違いを徐々に理解していくことだと思います。
身近にすればするほど慣れてきます。
やればやるほど言語習得への抵抗感は減ってきます。
□周囲の協力
上記のことを達成するためには、周囲の協力が不可欠だなと思いました。
僕は現在一人暮らしでほとんど人と会わない生活をしているので、自分次第なところがあります。
しかし、家族持ちの方はぜひ協力してもらってください。
事あるごとに英語のクイズを出してもらうとか、家族全員巻き込んでみんな英語を会話するようにするとか。
普段付き合っている相手が日本人だとやはり日本語で考える癖が抜けません。だって日本語でガンガン話しかけてきますからね。
社内公用語が英語の楽天とか外資系に就職したり、いっそのこと海外に就職してしまったりするしかないですね。
□ルー大柴に俺はなる
クレイズィーと思われてもいいので、フレンズや同僚の前でもイングリッシュに変換して喋っていけばいいと思うのですよ。そこがジャパンだろうとどこだろうと関係ありません。
その国の恋人を作ると語学の上達も早まると聞いたことありませんか?
それは相手とより親密になりたいという気持ちが作用したり、リラックスした状態で言語を浴びることができたり、とてもナチュラルで日常的な言葉遣いをリアル体験できるからでしょう。
実用的な語学習得をするためには、日常生活の中で自分が見たり聴いたり喋ったりする、そのリアルさが大事ってわけですね。
まとめると、ルー大柴さん以上に日常生活の中で英語を使いまくりましょうってことですね。
マシュー・ユールデン氏のTEDトーク、ぜひ視聴してみてください。
今あなたが勉強している言語が、ちょっとだけ愛らしく思えるかもしれません。
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