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過去があるから今がある(ツナグノート第一章vo.2【人生の棚卸し】)
私は3人の男の子の子育てをしていて、度々自分の幼少期の事を思い出しました。
私が幼稚園から小学生低学年の頃、両親は離婚目前に別居をしており、母は飲み屋『BARなぎさ』のママをしていました。
一人っ子だった私は、母が夜の仕事へ行く前に寂しくてよく熱を出しました。
母は
「私が仕事行く時になるとおまえは熱出すね💦」と困った口調で言いながら、後ろ髪を引かれながらも、母はそそくさ出かけて行きました。
そんな夜でも母は家に帰らない事があり、母が帰ってないと気付いた夜中に、母を探し回っていました。
母の事が反面教師でもあり、私は自分が子供を産んでから、子供には寂しい思いをさせたくないと思っていました。
風邪を引いた時にはずっと側に付いていました。私に移したらきっと早く治ると、子供の額に手をあてて、手の感触だけで体温を当てる事も出来ました。
私の母はそんなつもりは無かったと思うけれど、
いい子だから言うこと聞いて
いい子だからそれしないで
いい子だから、これしておいて‥
私は過去の自分を抱きしめていました。
「よく頑張ったね。反面教師な子育て出来たね。もう頑張らなくていいよ」
そう言って子供だった自分の頭を撫でることが出来ました。
実は先日から、私熱で寝込んでいます。
喉越しのいいプリンやゼリー、発熱でも食べられる大好物のアイス、お粥は一口でも食べると体力がつくと、成人過ぎの子供たちが用意してくれました。
きっと子供たちも、子育ての時は同じ気持ちで子供を守ってくれると思います。
虐待の連鎖は止めることが出来ます。
「子育てを1人で頑張っている人」
「言いたいこと言えなくて辛い人」
「弱い立場の子供の力になりたい」
届くべき場所へ
届きますように✨
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