Three Plus Six です。
2024年まであと2ヶ月迫りました。
人手不足、人材不足問題がいよいよ現実になります。
僕も人材不足をテーマに記事にしたことがあります。
課題設定が十分になされているのか、日経の特集記事「物流2024年問題(上・中・下の3回シリーズ)」をもとにマーケティングとプロモーションの観点でまとめてみます。
Chat GPT4をいつものように壁打ちの壁として使いながら考察をします。
物流は経済の血流・血管
経済を考えた時に、金融業と物流業は欠かせません。
国や地域の問題だけではなく世界的な問題になります。
もちろん各国の事情は異なりますが日本では物流の問題が深刻さを増してきています。
日経記事から読み取れる問題
問題と課題
人材不足は「物流先進国のサービス品質の低下」を招きます。
「サービス品質」を維持することを課題として以下にて解決することを提示しています。
→国内物流の多角化(車、鉄道、空路、海路)
→省力化による現場の負担を減らす
→効率化・標準化による積載率の向上
→多様な人材(特に女性)と働き方(ギグワーカー)の活用
→人材確保のための給与対策
→価格への転嫁と我慢のお願い
ちょっと皮肉を:デフレ時代のマインドセットに支配されているのは誰?
物流クライシス 2024年問題の衝撃の「上」にて問題を提起されていますが、日経さんからの課題が「現状維持」に読めてしまうとことが個人的になんとも言えない特集です。
物流のValueを「安く+速く」に設定している?
以下は日経さんの物流クライシス 2024年問題の衝撃の『中:配送「安く遅く」か「高く早く」か 日本型に迫る転機』からの引用です。
ここで語れらている「速い」「遅い」の特に「速い」について気になります。現状よりも速く運ぶということを課題しているのではなく、現状を維持するということに読み取れます。
デフレ(もしくはデフレマインド)とはなんだったのか?
経済は人によって成り立っています。
人は頭数ということだけではありません。
人がつくりだす(とらわれる)ムード(空気)の支配を理解することがとても重要です。
デフレ時代に我々を支配していたものは何でしょうか?
僕の結論は「現状維持バイアス」です。
現状維持バイアスについて参考記事です。
現状維持は成長ではありません、相対的には後退です。
革新的な何かを考えた時、現状維持、もしくは、現状維持の延長線上でしか考えた結果のアクションしか取れなくなってしまっていることが最大の課題です。
進化について:連続と非連続
成長はサバイバル(生き残ること)とも言えます。
サバイバルを続けること=進化し続けることです。
サイバル戦のために非連続の対応を取れるかどうかが、デフレからインフレの転換期において求められています。
進化の連続性と非連続性についてChat GPT4にまとめてもらいましょう。
質問:進化における「連続性」と「非連続性」について比較してまとめてください。それぞれ150字でお願いします。
非連続進化が起きる背景
質問:非連続性の進化が起きる背景や条件について重要なポイントを3つ挙げて150字でまとめてください。
連続と非連続をビジネスの文脈に置き換えてみる
質問:ビジネスやマーケティングにおいて非連続性の進化を目的とした場合、どのようなアプローチが重要ですか?問題と課題、現状とゴールを対比する形で300字でまとめてください。
Disruptという言葉が出てきました
以前僕が在籍していたTBWAが好んで使うメソドロジーでDisruptionというものがあります。。
創造的破壊といういうように名詞的に日本のTBWAは捉え直すことが多いです。
LAでDisruptionを学んだ僕の理解は、目的地・ゴールへのショートカットを目指すことによる発揮されるCreativityのことで、非常に動的(動詞的に使われます)です。
日本の物流、誰と何をどうやってDisruptするか?
まず誰でしょうか?
ターゲット顧客であると同時にインターなるの人間です。
つまり新しい物流によって生まれるValueの共創者たる人たちのクラスターを探すことから始めましょう。