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「デジタル広告の品質向上へ:詐欺広告に対するJAAの緊急提言」

デジタルメディア上の詐欺広告対策:JAAの緊急提言

日本アドバタイザーズ協会(JAA)は、デジタルメディア上の詐欺広告問題に対する緊急提言を発表。プラットフォーマー、テクノロジーパートナー、アドバタイザー、エージェンシーに向けた具体的な対策を提示し、広告の適正な運用と品質管理の徹底を求めています。

ざっと要約をすると:


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背景と現状

- 日本アドバタイザーズ協会(JAA)は、2016年にデジタルメディア委員会を設立し、デジタル広告の品質課題解決に取り組んでいる。

- 2019年に「デジタル広告の課題に対するアドバタイザー宣言」を発表し、2021年にはデジタル広告品質認証機構を設立。

問題の深刻化

- 投資詐欺広告が大きな社会問題に。政府も総合的な対策を検討中。

- 詐欺広告がデジタルメディアに掲載され続けることに懸念を表明。

プラットフォーマーへの提言

- 自社サイトのコンテンツや広告の品質管理に責任を持つべき。

- 国内法や公序良俗に反しないコンテンツを担保する必要。

テクノロジーパートナー、メディアへの提言

- 広告費を無駄に消費するメディアや品質に問題のあるコンテンツを排除するべき。

アドバタイザーへの提言

- 自社広告がどのメディアに掲出されるかを把握し、不適切なメディアへの資金流出を防ぐ。

- 品質の高いコンテンツを生み出し、安心・安全なメディアへの広告出稿を実施する。

エージェンシー、パートナー企業への提言

- 広告が意図しない場所に掲載されないよう、適切なサービスを提供。

- リスクの高いメディアへの広告掲出を防ぐための対策を提示。

倫理観の重要性

- アドバタイザー自身が広告の行き先に責任を持ち、社会的に不適切なものに繋がらないよう倫理観を持つ必要がある。

- 健全な関係を追及するため、問題が発生した場合は即座に対応すべき。

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雑感

JAAなので広告主側の責任が重めの印象です。

広告費を預かる広告代理店は「ブランドセーフティ」の設定とその運用をしっかり行いましょう。

プラットフォーマーは国内法の遵守を。

広告は消費者のために存在します。


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