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日本企業のトランスフォーメーションケース

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積極的に変化を求めている日本企業のケースをこちらで紹介します。ゲームチェインジの視点を学びましょう!
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2024年4月の記事一覧

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Yasukane Matsumoto
2か月前
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再生

すべての今日を、支えている:ブランドとはありがたみかもしれない

一人で仕事をするようになってからドトールコーヒーをよく使うようになりました。 たまたま同じ時期に起業した仲間とドトールのありがたみについて会話しました。 そのやりとりを通じて、ふと、ブランドとは「ありがたい」ことではないかという思いが。 友人が紹介してくれたドトールの企業活動についてのメッセージ開発の背景を読みました。 僕にとってのドトールコーヒーでの体験が言語化されていました。 それは仲間とドトールについて語るときに共有される価値でもありました。 ブランドの「ありがたみ」とは、個人の日常生活におけるその役割と影響を通じて理解できるものではないでしょうか。 ドトールのケースでは、ブランドがいかに自分が関わる「社会=コミュニティ」の支えとなり、信頼と感謝の感情を育むかが示されています。 お店での体験がブランドの社会資本を形成する基盤となり、ブランドが意味のある社会資本としてどのように機能するのかを示しているように思います。 以下素敵な広告コピーです。 ひと息つきたい人がいる。仕事をしたい人がいる。 豆と鮮度にこだわった、おいしいコーヒーと過ごす場所。 いつもの香り、いつもの椅子、いってらっしゃいと言われる朝。 「ドトールがあって、よかったね。」 つくっているのは、そんな時間。 ひとりでも多くのひとに、本物の1杯を届けてる。 特別じゃないけど、特別なんだ。 特別じゃないから、特別なんだ。 ひとりになりたい人がいる。おしゃべりしたい人がいる。 豊富なメニューもそろってる、やさしいコーヒーを飲める場所。 走りつづけるには、休息がいる。進みつづけるには、安心がいる。 「ドトールがあって、よかったね。」 つくっているのは、そんな時間。 お店を磨いて、笑顔を磨いて、誰かの今日を、支えてる。 特別じゃないけど、特別なんだ。 特別じゃないから、特別なんだ。 すべての今日を、支えていく。 DOUTOR

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ドトールで考えた、ブランドが社会的資本になるとは?

昨日ドトールについてのnoteを書きました。 ドトールについてSNS上で話していたら、社会資本…

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皆さんのビジネスにおいて、顧客とのブランドの共創をどのように推進していますか?

コカ・コーラ社が展開しているグローバルキャンペーン「Every Coca-Cola is welcome. / どんなコカ・コーラも大歓迎さ」は、ブランド価値創造における大胆な一歩を象徴しています。 このキャンペーンは、レストラン店主などによって描かれた非公式のストリートアートバージョンのロゴを取り入れ、ブランドと顧客との関係性を再定義しています。 ブランドロゴとは、しばしば企業のアイデンティティを象徴し、製品やサービスの品質を保証する視覚的資産です。しかし、コカ・コーラ社