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読書のすすめ

わたしが紙の本に拘ったわけ。
ブログでもKindleでもいいところをわざわざお金をかけて紙の本を作りました。

読書好きですか?
わたしは読書が大好きです。

読書習慣はいつの間にか身についていた。読書は身を守る。それは知識がつくとかそういうことよりも、今生きている世界ともう1つの別の世界が持てるからだ。生きていると嫌なことがある。避けようがない辛いことがある。逃げ込めるもう1つの世界があるというのは生きていくのに有利だ。没入できる自分だけの世界でしばらく時間を過ごす。一番本を読んだのは小学生の時で私にとって辛いことがあったが避けることはできなかった。本があったから今生きていられる。

物心がつくかつかない頃、うちには絵本がたくさんあった。読み聞かせをしてもらった記憶はないがしてもらっていたかもしれない。
母は読書をしない。
父は・・・多分しなかっただろう。でも読書が好きだった片鱗は最近知った歴史が好きという話。わたしは父が本を片手に、という姿は見たことがない。
だからわたしの読書好きは遺伝とは言えないと思う。

小学生になり図書室に通うようになった。絵より文字がたくさんある本がある。当たり前だが家にない本がたくさんあったし、ジャンルも多岐に渡っていて知らないことを教えてくれた。
何なら、放課後近くの本屋さんで立ち読みで数時間過ごすこともあった。(ごめんなさい)
とにかく遠くに行きたかった。今ここじゃない場所を求めていたんです。現実の見えない場所に行きたかった。

小学生って子供に見えて実はそれなりに自分の世界があったと思いませんか?それぞれに悩んで足を止めてまた進んで。
大人の世界と一緒だなーって。
大人の世界より逃げ場が少ないのと語彙力がなくてその悩みを説明するのが難しくてもどかしかったり。

読書ってとても便利なんです。
逃げられない辛いことを忘れて没入させてくれるんです。
新しい文字を知ったり表現方法を学んだり、知らない世界に連れて行ってくれたり、擬似体験ができて想像力が養われたりと色んないい点があるんです。やっぱりそれ以上に自分の逃げ場があるって生き辛い世界だからこそ大事だなーって思うんですよね。
本の裏側に逃げ込むってよく言ってました。そうやって行ったり来たりしながら今まで生きながらえてきたんです。

読書が助けてくれたことがたくさんあって、これからもいい本に出会いたいし、本が好きだから本を作ってよかったって思っています。
旅行してる気持ち入り込んでで読めた、と言われた時は本当に嬉しかった。

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