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クロワッサン?パイ?

今年も夏休みをいただいています。ご無沙汰しております、Threebread店主です。

様々報告することはあるのですが、ありすぎるので大きなことろを。
まずはクラウドファンディングは76%の達成で終了しました。こちらからご覧いただいた方もいらっしゃるでしょうか。ありがとうございました。
今はご支援いただいた皆様にリターンを着々とお返ししています。

そして、7月から営業日を変えて、水曜土曜が通常のパン、木曜はクロワッサンの日にしました。クロワッサンも好評いただいていて嬉しいです。

梅とクリームチーズのクロワッサン

さて、今回はクロワッサンの販売を始めたので、クロワッサン、デニッシュ、パイについてお話ししようかなと思います。
皆さん、違いをご存知でしょうか。

3つとも、バターと生地を層にして焼いたものという構造は同じです。
違いは、クロワッサンとデニッシュはイーストを使って発酵させたパンということ。パイは発酵させません。

余談ですが、クロワッサンとデニッシュの違いは、私の知識でははっきり明言することはできないのですが、クロワッサンの方が食感がより軽くて、バターとの層を楽しむパンのような気がしています。

話を戻すと、ご家庭でパイ生地を買ってきて焼いた経験ってありますか?ちょっと思い出してほしいのですが、発酵の時間はなかったと思います。
チョコを挟んだり、具材を乗せたりして、そのままオーブンへGoだったはずです。
とにかく生地が冷たいうちに焼くと私はうまくいくことが多いです。こちら、時間との戦いです。

クロワッサン、デニッシュは、形を作ってから再度発酵させて大きく膨らませた後にオーブンへGoです。膨らむのはイーストの力。パイ生地は時間をおいても膨らむことはありません。
パンももちろん時間との戦いですし、発酵した生地は柔らかいので、気遣いとの戦いでもあります。

大まかにですが、これがクロワッサン、パイの違いです。でも、バターのいい香りはどちらも共通ですよね。私は無性にパイが食べたくなる時があります。

クロワッサンを販売するにあたって、東京で色々と買って食べてみました。
フランスのお店、アメリカのお店、国産小麦のクロワッサン、都会は一気に欲しいものが揃うので便利です。
それぞれに特徴はありましたが、私はやっぱりフランスのお店が推しでした。

色々食べて感じてみると、自分の中の「それ」が形作られていきます。この作業も私は好きです。今までの自分のイメージだけでものを作ってしまうのはもったいないです。
自分の知っている世界はとても小さい。こんなに人間が沢山いるのだから、先にやっている人に尋ねる方がずっとずっと学ぶことが多いです。

ということで、当店のクロワッサンは発酵バターを使った、中に具材を巻き込んだものなどを4種類ほどお出ししています。
巻き込みクロワッサンは、たまたま見かけた外国のパン屋さんの動画をヒントにしました。
包むは日本が大得意ですから、私も頑張って色々と考えたいと思います。

クロワッサンやパイ、少し分かると食べるのも楽しくなりますよね。当店は木曜日がクロワッサンの日。再開したらまたぜひ味を見にいらしてください!


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