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ボクがキライな人

 ここのところ仕事柄なのか、色んな意見や案を出すことが多い。
そんな中で、どうしても意見が分かれたり言い合いになったりすることがある。
お互いに人だから違う意見を持っていて同然だし、それはぶつかることもある。
ボクもそんなに強い人間ではないので、やはり意見に対して不思議に感じたり、ちょっとイラッとしたり悲しくなったりもする。

それでも、その人のことをそれだけでキライになることなんてない
違う意見があって当然だし、それが無ければ嘘になる。
一緒に過ごす時間が長く育った環境も似ている何でも言い合える家族ですら意見や考え方の相違はあるのに、育った経緯や環境が違う友人や周りの人なら違う意見や考え方がないとおかしい
もしすべて肯定されているとしたら、
もしかしたらこの人はボクについてあまり興味が無いのでは?
これについて本気で考えていないのでは?

とさえ思ってしまう。

キライな人は・・・

 ボクは基本的にポジティブだし、肯定屋さんだ。
頑固なところはあれど、どちらかというと他の人の意見や考え方を否定することはない
それについて違う意見がある場合は
「なるほど、そうだよね。でもこういう考えもあるよね。」
という風に伝えるようにしている。
でも、相手側が
「絶対必要ですよ」と来ると
「必要無いんじゃないかなぁ」と返してしまうこともあって、
理由を伝え合っていないのでちょっと面倒になることもある笑
伝え方って大切ですね。

それらを踏まえた上で言えることは

キライな人なんていない

ということ。
散々言い合ったり、Aがいい!Bがいい!と対立したとしても、それはその人の考えや意見への対立であって、その人を否定しているわけではない。
ボクがたまに反対意見を言うと、まるで自分を否定されたかのようなリアクションをする人がいるけれど、それはまるで違う。
誤解もいいところだ。

相手側の意見や考え方を尊重しつつも、自分の意見を言っているだけであって、それと違うことを述べるとなぜ個人を否定したような風に捉えられてしまうのだろう。
ボクだって、否定されれば気持ちよくはないし、少し落ち込んだりもする。でももう一方の意見をもう一度考えてみると、
「なるほど、そういうことか!」
と新しい発見があったりもする。

ジブンと違うものは新しいものを生む

以前書いた『当たり前を疑う』という記事でも同じようなことを言っているけれど、自分の習慣の中で生きているのだから、意見や行動を一度疑ったり考えたりしてみないと新しいモノは生み出せない
一回落ち着いて考えてみればいい。
意外と別の側面からの意見は自分にとって有効で、さらに良いものを生み出せる可能性がある。
自分でジブンの選択肢だけを狭めるのはやめた方がいいと思う

そんな風に考え、
「やっぱりこっちだったね。こっちの方がいいかも。」
と伝えると
「なんでそんなにコロコロ意見を変える?」
と言われたりもする。
ん?どういうこと?
違う意見を取り入れて、こういった側面が見えたからそっちの方がいいかもね!という答えに達しただけなのに、コロコロ意見を変えるって笑
良いものは取り入れます。
でも理由や考えがしっかりしていないものは取り入れません。

それだけの話。

こういうものも考え方の違いだったりするのかもしれない。
でもボクが生きてきた経験上、本当にキライな人なんていない
たまにそんなような質問をされることもあり、
「ウエツはキライな人とかいないの?」という問いに
「キライな人・・・いないかな」と答えると、とても驚かれるし、酷いときは(偽善者ぶってんなコイツ)のような目で見られることもある。
そんなの理想論だよ!と言われることもある。
もちろん苦手だったり、感性が合わないかもなーという人はいる。
でもこれはキライではない。
なぜなら、そういう人に限って、深く知っていくととても仲良くなれたり、仲良くなれなくても、仕事上すごく助けてくれたりすることがあるから
今までそんな経験を何度もしてきた。

小さい頃から身長が高く少し目立ちやすかったため、それが鼻につくらしく勝手に嫌われることもあった。
でも、そんな人たちは今では仲の良い友人ばかりだ。
仕事上、「この人は頭が固そうで口数も少ないからちょっと合わなそうだな・・・」と思っていた大先輩は、大勢の会議でボクが劣勢に立たされている状況で助けてくれた。
ホント感謝と尊敬しかないです。

チャンスや選択肢は多いほうが良い

 人生誰がいつどんな場面で助けたり協力してくれるかなんて分からない。
そうであれば、どんなに違うパーソナリティを持っている人でもどこかで交わるかもしれない。
一度の相違でそんなチャンスや選択肢を無くしてしまうのはもったいないと思いません??

だからこそ、ボクはキライな人がいない。

ちなみに、キンコンの西野さんが同じようなことを言ってくれてたので思い立って記事にしてみた次第です。
一度見てみてください。

ボクのことをキライな人はいるかもしれないし、それは個人の考え方だからそれでも構わないと思う。

でもキライじゃなく、「合わないな・・・」くらいに留めて交流すれば何か変わるかもしれないのに。
めちゃくちゃ共感できる共通点があるかもしれないのに。

すべての人に好かれることは無理だよ

よく言われる言葉。
けれども、

すべての人をキライにならないことはできる

そう思っています。


GOING MY WAY.

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