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どちらを選ぶ??

 ここ数日で同じようなワードを聞く機会が多かったので、ちょっとそれについて考えてみた。

「なぜ世界から戦争や争いごとがなくならないと思う?」

これは、タモリさんがキンコンの西野さんと会話している中で質問したこと。
結構有名な話みたいだから聞いたことある人もいるかもしれないけど。

 昔、タモリさんとの会話から「オルゴールワールド」っていう絵本を描いたらしい。

あらすじはこんな感じ。
空中帝国に住むカンパネラ少年は、はるか下の地上にある深い森に、少女を見つける。 彼女に恋をしたカンパネラは、一度だけ、森で彼女と過ごすことが許されたが、所詮、かなわぬ恋。それでも、二人はつながっていたかった。 カンパネラは、それから50年かけて、大きなラッパを作り続けた。50年かけてようやく完成したそのラッパで、カンパネラはいったい何をしようというのか――? たった一度会っただけの女の子とのハッピーな奇跡のために、50年かけて魔法を作りつづけた、お爺さんのおはなし。

で、問いの答えは『愛』

人には『愛』があるから争いごとが生まれる。
誰かを『愛』しているからこそ、恨みや憎しみが生まれてしまう。
LOVE & PEACE って実は矛盾していて、『愛』があるからこそPEACEでなくなってしまう、と。

確かに。
そうかもしれない。

同じ話を翌日のテレビでも。

HNK SWITCHインタビュー 選「伊勢崎賢治×菅原小春」

ここでダンサーの菅原小春さんが言ってたのが同じ話。
「世界から戦争がなくならないのはなぜ?」
「それは愛があるから」

これに対して、伊勢崎さんが
「愛がなければ戦争はなくなるのかもしれない」
「それでも僕は『愛』を選ぶと思う」

菅原さんも
「私も『愛』を選びます」

果たして本当に『愛』がなければ戦争はなくなるのかは分からない。
争いごとがなくなるとしたらそれは素晴らしいことだと思う。
それでもボクも『愛』を選びます。

『愛』があるからこそのチーム

 日本では、この『愛』っていう言葉に恥ずかしさを感じる人が多い。
『愛』ってワードを日常あまり使わないし、言うと小恥ずかしくなる。
海外の人は割と頻繁に使うイメージだし、きっとみんなが何かしらの『愛』を持っているはずなのになぜだか日本では言葉にすることが少ない。
なんとなくだけど、【本気度】みたいなものが見えるからですかね。
日本ではまだまだ、【本気】だったり【熱い】人を恥ずかしがったりおちょくる雰囲気にありますよね。
この雰囲気あんまり好きじゃない・・・
【本気】とか【熱い】って素敵なことなのに。

 きっと『愛』がなければチームも存在しないと思う。
チーム愛っていう言葉があるけど、これはチームに向けてというかチームに属する人たちみんなに向けての『愛』なんだろうな、と。チーム自体虚像のものだから、それはメンバーに向けたものなんだろう。

 『愛』には色んな形があり、それが個々の繋がりやチームの形成にまで及ぶ。争いごとは嫌だけど、沢山の人たちと『愛』で繋がっていたいと思う。

なんとかして
他の人の『愛』を想像することで
争いをなくすこともできないかな

 皆さんは「争いごとのない世界」と「愛のない世界」のどちらを選びますか。

GOING MY WAY.


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