ラン活③:土屋鞄製造所
販売開始前の下見で、週末に土屋鞄製作所の横浜の童具店に行ってきた。
販売開始前であるので全部のラインナップが見れるわけではないそうだが、お目当てだったRECOシリーズは展示があった。
こちらも他の工房系メーカー同様、30分の事前予約制で、予約は週末でも特に時間の制約もなく、すんなり取れる状況。
店内の様子
シリーズごとに展示がわかれていて、RECOシリーズは一番手前の入口側に展示。
店員さんが一組ずつ付いて説明してくれ、外に出て自然光での色味の確認などもできる。我が家はほぼブラックオンリーで絞っているので、それほど気にしないのだが、カラフルなランドセルを選びたいご家庭には良い気遣いだと思った。
ランドセルの感想
大マチが小さい従来型、中が可愛すぎるアトリエシリーズは選択肢に入っていないので、こちらで購入するならRECOシリーズと決めている。
このシリーズはたしかまだ発売してから2年ほどだと思うのだが、今年から大マチの幅が12.5cmに拡大し、素材も牛革から牛革と人工皮革のハイブリッドになったらしい。
元々土屋鞄は収納力に劣ると良く聞いていたし、実際マチ幅も12cm以下であったので候補に入っていなかったのだが、RECOシリーズの収納力がアップしたというので候補の一つにあがっていたものだ。
実際持ってみると、牛革ハイブリッドということで、非常に軽い。
来年年子の一番下の子のランドセルを購入する予定だが、下二人をお揃いのランドセルにできそうだと感じた。(一番下は平均よりもかなり小柄なので、軽さ重視で選ぶことになると思う)
小マチにはベルトがかかっていないので、大きく開き、厚めの筆箱なども余裕で入りそうだった。
そして、なにより無駄なものがないおかげでとても洗練されて見える。ベルトや反射材、時間割入れがないだけで、かなりおしゃれだった。
↑すでにやる気の無い本人。RECOのブラック。牛革のかぶせとサイドの人工皮革の違いがこう見るとわかる気がする。
残念な点。
やはり、ポケットがかなり小さいということ。おそらく日常的に取り出すものを入れるというよりは、予備のマスクやティッシュを1、2枚入れておける程度だと思う。
手を入れてもあまり広がらないし、革自体がとてもしっかりしているので、しっかりしているが故に逆に使いづらそうに感じた。このポケット、一体何を入れるためのものだろうか・・・
そして、反射材が全く使われていないのも少し気になっている。うちの場合は学校の帰りにくもんに寄って帰る想定でいるので、反射材が全くないのも少し心配である。
また、牛革が使われているのはかぶせのみで、他はすべて人工皮革。本体の横や下部分、肩ベルト、背当て部分もすべて人工皮革なので、ほぼ人工皮革のランドセルと思ったほうが良い。どおりで軽いわけだ。
牛革の風合いが好きなのでランドセルは人工皮革よりも牛革を選びたいと思っている。たしかに軽いのは魅力的だが、違いは文庫本1冊程度と聞く。どんなに軽いランドセルでも中身を詰めれば重くなるわけで・・・
また、いかんせんうちの子にはおしゃれすぎるのでは・・・とも感じている笑。
普段の服装はGapやユニクロ、無印ばかりだし、靴だってこの通り普通のNIKEのスニーカーである。このおしゃれなランドセル、浮いてしまわないかな・・・というのも少し気になる。ランドセルも多様化が進んでいるとはいえ、なんだかうちにはしっくりこない感。
素敵なデザインなのだが、なんだか、全体を通して子供目線というよりは親目線のランドセル、という印象であった。
↑ネイビーは背当て部分と肩ベルト裏がブルー。立ち上がり背カンがフィットしていると言えるのか、少々個人的には微妙。すごく無理やり立ち上がっているように感じるが、どのメーカーのランドセルでも立ち上がり背カンはこんな感じ。
購入するとしたら。
RECOシリーズのブラック一択である。一番下の弟は店舗に入ってすぐ、自らネイビーを進んで試着、外に出て自然光での色合いを確認していた笑。真ん中の兄が今年RECOのブラックにするなら、来年は迷わずに同じくRECOのネイビーにするだろう。
軽さとデザインを兼ね備えていて、パパの評価も一番良かった。
ただ・・・ポケットが使いにくそうだしなぁ。自動ロックじゃないしなぁ。全面牛革じゃないしなぁ。
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