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#読書感想文
『ザリガニの鳴くところ』を読んで
ディーリア・オーウェンズ著『ザリガニの鳴くところ』を読みました。
ようやくザリガニ仲間の一員になれた、と言ったほうがしっくりくるかも知れません。2021年本屋大賞の翻訳小説部門第1位にもなった話題作です。手練れの本読みの皆さんがきっと心を震わせたであろう箇所、その部分の光をひとつずつ拾うかのように、大切に読み進めました。
舞台はアメリカの架空の地。湿地という特異な場所に主人公のカイアは一人
ディーリア・オーウェンズ著『ザリガニの鳴くところ』を読みました。
ようやくザリガニ仲間の一員になれた、と言ったほうがしっくりくるかも知れません。2021年本屋大賞の翻訳小説部門第1位にもなった話題作です。手練れの本読みの皆さんがきっと心を震わせたであろう箇所、その部分の光をひとつずつ拾うかのように、大切に読み進めました。
舞台はアメリカの架空の地。湿地という特異な場所に主人公のカイアは一人