#4: 通販生活の場合 part2【謝罪文読解】
謝罪文読解についてはこちらをご覧ください。
本記事は、以下の件と同件の別謝罪文書です。経緯など以下もよければご覧ください。
元文書
通販生活®「通販生活」読者の皆様へ 23年冬号の表紙へのお問合せについて|【公式】カタログハウスの通販サイト (cataloghouse.co.jp)
ことの経緯
「通販生活」はカタログハウス発行の通販雑誌だが、なぜかやたらとリベラルな政治的主張が記載されるという異色の雑誌である
「通販生活」2023年冬号において、ウクライナとロシアの戦争を揶揄するような文言が表紙に記載され、在日ウクライナ大使館が激怒
読解
それでは読んでいきたいと思います。
前回の記事でもある通り、カタログハウス側がウクライナ大使に対して謝ったのはあくまでこの戦争のことを「ケンカ」と表現したことです。逆に言うなら、他のことについては謝っておりません。
そんな中、読者の皆様からは「ウクライナの人びと」に対して「殺せ」だの「殺されろ」だの言っているってことですか?という疑問が呈されています。これは当然の疑問というか、表紙を見る限りはそうとしか読み解けないですね。
そんな中、カタログハウス側の見解としては以下です。
・・・念のため、今回問題になっている表紙を改めて見てみましょう。
本気で「ウクライナの人びと」ではなく、戦争の本質を表現したつもりだと思っているのだとしたら、言語化能力に大きな問題がありそうです。
前段が「ウクライナの人びと」への呼びかけになっていることから、赤字の部分は「ウクライナの人びと」に呼びかけていると考えるのが自然
仮にカタログハウス側の主張通りだとしても、だとしたら「がんばれ」「がんばれ」というのは誰に対して言っているのか不明
個人的にはかなり苦しい言い訳だと思いました。
販促の一環でしょうか。問題としている人たちが巻頭特集を読むことはないでしょうね。もし本当にそう主張するなら、抜粋だけでもオンライン上に掲示するなどの方法もありそうですが、、、
今回の謝罪文で唯一評価するとしたらここです。きちんと謝罪してから自分たちの主張を組み入れています。前回の記事のように、謝罪文の冒頭でいきなり冒頭で自説を展開し始めるアナーキーさはさすがに自重したようです。
総論
多少は異なる見解が書いてあるのかなと思いましたが、前回の記事と全く同じ結論に至ってしまいました。今回ご紹介したものも謝罪文として取り扱うべきではなかったと考えております。ここにお詫び申し上げます。
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