自公惨敗！政権のゆくえは？

衆院選で、自民党・公明党の与党が惨敗した。政治資金パーティーの問題があったが、野党がバラバラなので、小選挙区では何とか勝てると思っていた。だが、その予想は外れた。リベラル票だけでなく、保守票も維新や参政党、国民民主党にかなり流れたのが響いた。まさか、参政党があそこまで票をとるとは思わなかった。ぽっと出の政党なのに、小選挙区にかなりの数を擁立し、しかも自民党から票を奪うとは、完全に予想外だった。どうやって資金調達したのか謎である。

日本保守党も比例でそれなりに票を得ており、今回、自民党の岩盤保守票が崩れたのが、自民党惨敗の原因ではないか？もちろん、政治資金パーティーの問題もあるが、それはニュースで散々報じられている。

イブリースさんも言及されているが、安倍晋三元総理大臣が暗殺され、統一教会との関係が疑われてから、自民党支持率は下がり始めた。そして、パーティー券問題と輸入物価高騰などの生活苦が、最後のダメ押しになったと思われる。

今後は、首班指名選挙が焦点となる。石破茂総理大臣は首班指名選挙で過半数をとれない可能性がある。まずは、非公認にした萩生田氏などに頭を下げることだろう。そして、維新など保守系政党に協力を依頼するしかない。だが、維新にとっても、不人気の自公に協力するのは国民から嫌われかねず、そう簡単には協力できないだろう。