経済学部は「理科が無い」理系

経済学部は、理科が無い理系であると考えている。ミクロ経済学や統計学、計量経済学など数学や統計学の知識が必要な科目が多い。線形代数くらいの数学は授業があるので、理系学部の1年生レベルの数学ができないと留年する場合がある(大学にもよる。最近の慶應経済Bは昔より楽になったとの噂もある)。

イブリースさんも書かれていたが、万が一、理系を選んだが、理科(物理と化学)が苦手な場合は、経済学部に進路変更するのもありだ。オススメは、慶應経済A、上智経済、東京理科大ビジネスエコノミクスだ。国公立の場合は、阪大経済が良いかもしれない。東大京大一橋大の場合は地歴のせいで元理系はかなり苦戦するだろう(特に東大は社会ニ科目なので、元理系が合格するのは至難の業)。早稲田政経は二次試験が特殊なので避けたほうが良さそうだ。

どうせメーカーの研究者になっても日本では年収が低い。そのため、経済学部から金融やコンサルティングに就職したほうが年収は高くなるだろう。

ここから先は、本題からは外れる。どうしても理系で研究者になりたいならば、理系こそ欧米の大学へ進学したほうが良い。GAFAMやエヌビディア、テスラであれば、年収2000万円は超えるだろう。最近はGAFAMも自社で半導体の研究をしているので、電気電子工学でも就職のチャンスはある。コンピューターサイエンスの次に有望なのが電気電子工学だ。

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