総合コンサルオススメ度(独断と偏見)

総合コンサル(ITを軸に経営コンサルもする会社)について、オススメ度を紹介したい。

アクセンチュア A(最高)

大学生にはBIG4のほうが人気があるようだが、BIG4は監査法人系列なので、株式投資ができない。富裕層になりたければアクセンチュアのほうが上だろう。同じ理由で、アビームやNRIもBIG4よりオススメとなる。かつては、仕事のできない社員は解雇されていたし、パワハラが多かったが、今では落ち着いているらしい。規模の成長速度も他社を突き放す。

アビーム B

アクセンチュアと比較し、ポートフォリオがやや少ない。SAPでは日本最強だが、ほかはアクセンチュアに負ける。SAPをやりたいならばアビームが良いが、ほかはアクセンチュアだろう。この会社もかつてよりはパワハラが減っている印象だ。

野村総研 A(最高)

外資系と比較して、多少は年功序列要素もあるのでAランクとした。外資系だと仕事ができないと思われると出世できなくなるし、年収も伸び悩む。野村総研では、年収1000万円くらいまでは伸びるようだ。ただし、世界的なブランドが弱く、ドメスティックなコンサルだと思う。

IBMコンサル部門 B

アクセンチュアとの比較では、古くからのクライアントを持っている印象がある。大昔のメインフレーム時代から、IBMは日本企業のIT化をサポートしてきた。2000年頃にPWC(いまのPWCとは別)を買収して、コンサルに進出した。アクセンチュアよりはマシかもしれないが、ドライであり、仕事のできない人には冷たい。

デロイトトーマツ B

監査法人トーマツ系。アクセンチュアよりも上流の仕事が多いかもしれない。しかし、株式投資できないのが辛い。デロイトのブランドで複数のコンサル会社を持っている。会計やファイナンスに強ければFASも狙い目だ。

PWC B

監査法人が小さいため、コンサルのクライアント数が多い。基本的には、監査クライアントにコンサルサービスはできない。「やさしいコンサル」を打ち出し、かつてのパワハライメージを変えようとしている。ややこしいが、この会社は、旧ベリングポイントが主体だ。PWCは一度コンサルをIBMに売却し、その後、破綻したベリングポイントを買収した。

KPMG C

デロイトやPWCと比べて、規模が小さく社員もおっとりしている。ドライな雰囲気ではないので、穏やかに働きたい人には良いかもしれない。

ベイカレント B

昔はただのブラック企業という印象だったが、今はかなりイメージが良くなった。年収も1000万円以上を狙える。内部の情報は知り合いがいないのであまりわからない。株価はかなり上がった印象だ。

クニエ A(最高)

NTTデータのコンサル子会社。少数精鋭なので、優秀な人が多い印象だ。他社と比較してパワハラも少ないのではないか。もちろん、全ての社員と会ったわけではないので、わからないことも多い。

キャップジェミニ C

フランスにグローバル本社がある。しかし、社員数はインドが多い。フランスとインドの融合という感じか。日本法人は規模が小さく、グローバルとの連携プロジェクトが多いらしい。グローバルを求める人には良いかもしれない。


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