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ブリコラージュという「自然現象」

(1) レヴィ・ストロースの #ブリコラージュ に現れる生命の智慧 - YouTube

 茂木先生が例にあげられている生命現象や音楽の例は、素粒子物理の現象でも同様に成立していると思います。
 ところで、丁度、私もX-postで「当為」について考えていました。
 「当為」を見出すことの難しさ。宇宙の底流を成す情報展開過程を俯瞰してそれに即しているとするか、それは小宇宙としての我々の内に本性具有であるとするか。そもそもそれは相対的でシステム・フレームを価値創造・意味付与するに過ぎないとするか。
 「当為」のフレームは状況・環境・関係性で定められもする。今・目先・眼前の「為すべき」を積み上げる事、将来・遠い眼差しで「為すべき方向」を見つめる事、そうした意味では相対的である。

 早い思考・判断と遅い思考・推理・・・?
 先ず戦争を止める、如何に戦争を無くするか?

 また最後の方で先生が仰られた「情報」と「身体性・物質性・現実性」ですが、私はそれを「スタティックなプラトン的イデア情報」と「ダイナミックなアリストテレス的ノエシス・ノエセオス作用」という根源に遡源して考えられるのではないか、と思っています。中世のトマス・アクィナスはそれを「本質・可能態」と「存在・現実態」という区別に置いて考察しました。
 (これらの現実が、E.シュレーディンガーの「単一知性説」とJ.ホイーラーの「単一電子仮説」で示される、宇宙のネゲントロピーとエントロピーとの交差する現象、自己組織化ではないのかとも考えているのですが・・・。)


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