英国MBAの授業【セメスター1編】

留学して初めてのノートがまさかのイレギュラー案件だったため、今回は平和な留学記ということでセメスター1の授業を早稲田のマイルストーン(注1)風に振り返ります。
なお、こちらはBangor UniversityのMBAのInternational Marketingの2023年9月intakeの情報なので、あくまで参考までに！

1.読み方

内容:★★★★(おもしろい)〜★(つまらない)
単位:♢♢♢♢(取りやすい)〜♢(取りにくい)
出欠:前→授業前　中→授業の休憩中　後→授業後
コード→出欠コード入力　ID→学生証スキャン

2.授業評価

2.1.International Marketing Communication

出欠:前・ID
成績評価:中間レポート1500words 40%、期末テスト60%（持ち込み不可）

内容:★★★★
パリコレのランウェイを歩いてそうな手足が長い、身長180cmはありそうな金髪・グレーの目のモデル風美女による授業。内容はいわゆる広告論で、授業で英国内外の色んなCMや広告事例を見ます。ちなみに、日本からはacジャパンのぽぽぽぽーんやマックのエビフィレオのcmが選ばれていました。

単位:♢♢♢
レポートは指定されたCM5本のうち1本を選び、戦略と改善点と新しい広告戦略を1500wordsで書きます。テストは対面形式、5問ある問題から2問選んで2時間以内に解くエッセイスタイルで、ケーススタディーではなく理論の説明と具体例を書けと言われるタイプです。テストは授業で配られる過去問がそっくりそのまま出ます（なお過去問の答えは配布されません）。ちなみに、先生曰く「スペルミス・語法ミスでは減点しない」らしい。心まで女神様！

2.2.International Strategic Management

出欠:前・ID
課題:中間レポート1200words 30%、期末テスト70%（持ち込み可）

内容:★★★
眼鏡をかけたいかにも英国紳士のイケオジ先生とインド系の若いIT系にいそうなお兄さん（イケオジ先生の助手）のコンビによる授業。イケオジ先生は学部が歴史学、修士が考古学なのに博士は公共経営というなかなか不思議な経歴をお持ち。個人的にはなぜかイケオジ先生の発音が聞き取りにくく、インド系のお兄ちゃんの発音のが聞き取りやすい…。内容は経営戦略論で、内容はみんな大好きSWOT分析やポーターの5F分析から始まり、M&Aやみんな大好き企業の社会的責任やSGDsなど広く経営に関することは何でも扱います。ちなみにイケオジ先生の研究室には早稲田の某先生と仲良しなため、某先生の日本語の経営に関するアカデミックな本が何冊かあります。早稲田にも遊びに来たことがあるんだって！そんな先生の研究室には旧ソ連の資本主義叩きのポスターがデカデカと貼ってありました。それでバチクソ資本主義の権化みたいなビジネススクールで経営戦略論の教鞭取っているの、素人質問で恐縮ではございますが、最大の自己矛盾だと思います、先生…

単位:♢♢♢
レポートは授業で習ったフレームワークから2つを選び、それを自分の将来にどう生かすかを1200wordsで書きます。婚活ネタで書いたら私は80点ぐらいもらえました(英国では70点以上はすべて日本で言うところのSやA+、優評価ですが、70以上取るのがめっちゃむずい。）テストは一斉に問題が公開されて一斉に解答を締め切るオンライン形式、5問ある問題から2問選んで3時間以内に解くエッセイスタイル。テストは配られる過去問がやや改変されて出ます（なお過去問の答えはInternational Marketing Communication同様配布されません）。解答後、指定の時間までにTurnitinに提出します。テストの時間内に他のサイトやカンペ教科書授業スライド何でも見放題です。ただし、サイトをそっくりそのまま引用をするとTurnitinで引っかかるので注意。

2.3Marketing Strategy

出欠:前・ID
課題:期末レポート3000words(100%)

内容:★★
眼鏡をかけた、ぽっちゃりのステラおばさんもしくはハリセンボンの近藤春菜氏を白人化させた感じで、1990年代後半～2000年代初頭の渋谷のギャルみたいなワンピと網タイツとブーツが印象的な御年58歳の先生による授業。基本的に教科書というかスライドの棒読みですが、時々ワークもあって地味に当てられるので油断ができない。内容としてはマーケティングあるあるのフレームワークを全部説明するスタイルです。ちなみに、私はこの先生からめっちゃ服可愛いねんどこで買ったんやおせーてくれと言われました。

単位:♢♢
レポートは第4次産業革命あるある企業から1つ選んで、その企業のポストコロナのマーケティング戦略デザインをPEST分析、SWOT分析、STP分析、4P分析を使って3000wordsで書きます。ちなみに私はこれまた婚活業界をぶちこみました。ちなみに、項目が多いだけに内容1つ1つが薄くなって落単が続出したらしい（先生からの全体へのFBによれば）ので、油断していると落単します。

2.4．Organization&People

出欠:中・ID
課題:期末レポート3000words(100%)

内容:★★★★
身長155㎝ぐらい、爆乳、爆尻の40代ぐらいの花柄ワンピ大好きな先生による人材組織論の授業。この先生の末妹である女医さんには肺炎事件の時NHS（イギリス国民健康サービス運営)の大病院の救急で大変お世話になりました。内容は初めは人材組織論の理論の歴史から入り、その後に各理論をコロナ禍～ポストコロナの最新の事例を踏まえつつ説明してくれます。コミカル系のナレーターみたいな声としゃべりでなかなか頭に入ってきやすいです。途中でMTBI診断みたいな性格診断もやります。ちなみに私はクラスで一番リーダーに向いていて、故・安倍晋三元首相やヘンリー・フォード、ビクトリア女王にパーソナリティーが近いらしいです。先生は私のことがお気に入りらしく、顔めっちゃ可愛い永遠の美少女とか服めっちゃ可愛いって言われました。

単位:♢♢♢
レポートは毎年テーマ変更があり、2023年9月intake組は「ハイブリッドワークを採用している企業を1つ選び、マッキンゼーの7Sで分析し、課題を通して課題の前後で自分の人材組織の認識がどう変わったかを論ぜよ」でした。レポート前に2コマぐらいレポートの書き方から引用の仕方、このレポートに特化した書き方まで洗いざらい教えてくれるので、レポート1回も書いたことない人でも安心安全の体制。ちなみに、こちらもMarketing Strategy同様、項目が多いだけに内容1つ1つが薄くなって落単が続出したらしい（先生からの全体へのFBによれば）ので、油断していると落単します。

3．注の説明

(注1)マイルストーン：500円で早稲田や高田馬場付近の本屋さんで買える、授業情報、ゼミ情報、サークル情報が詰まった情報誌。取りたい授業やゼミが楽単か否かが知れる貴重な情報源なので、これがなければ履修登録ができない～～

4．最後に

肺炎の後遺症から冷めやらぬ（地味に夜だけ残る咳と痰＆抜け毛…）感じなうえに急激な円安のため、投資するぞ投資するぞ救済するぞの心優しい方の投げ銭お待ちしております。

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