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引き寄せの法則で「メキシコ旅行」の懸賞を当てた話。


2013年2月。わたしは初めて「メキシコ」の地に降り立った。

2000年に家族4人でハワイ旅行をした時以来、13年ぶりに作り直したパスポート。
のちに10年更新の「赤色」にしなかったことを後悔するほど、この旅は私に「海外旅行」の楽しさを教えてくれることとなった。


今回は、そんな「メキシコ」に「なぜ」私が行くことになったのかをお話しする。


▼きっかけはとある「懸賞」


2012年の11月(だったと思う)私はとあるショッピングセンターで買い物をしていた。近々行われる誕生日会で、何人かにあげるプレゼントを探していたのだ。

ちょうどその頃、そのショッピングセンター内で「クリスマス・年末キャンペーン」企画というのがあった。毎年年末にかけて大々的に行われるのだが、ある一定以上の金額分買い物をしたら1枚応募券を貰えて、希望のプレゼントに応募できるシステムだった。

賞が下になるほど当選人数も多く、当たるチャンスも高いが、その逆も然り。

その年は、2等が国内旅行「ペア」でご招待。1等が「メキシコ旅行」だった。


実はこの前年に、「1年間好きな雑誌を無料購読」という賞に応募し、見事当選していた過去から

「もしや...」

と、この年も応募してみることにしたのだ。
沢山買い物したことで4〜5枚ほど応募用紙を持っていた私は、1等・2等・3等などそれぞれバラバラに応募をした。

この時はまさか自分が「当選」するなど思ってもいなかったのだが、とあることがきっかけで、絶対に「当たる」と確信することとなる。



▼「引き寄せの法則」を実践


その頃ちょうど私はこんな本たちを読んでいた。



"引き寄せの法則"についての著書だ。

これらがどんなものかについてはネットでいくらでも記事が出てくるので、知らない方は調べてみるといい。


以前こちらでも少しお話ししたのだが...▽


「引き寄せの法則」自体は賛否のある考え方だが、当時の私はこの本に感銘を受け、実際に試してみたくなった。

この法則にのっとって"メキシコ旅行を勝ち取ろう"と考えたのだ。

初めは半ば疑っていたのだが、やるからにはと徹底的に実践することを決めた。


とにかく日中多くの時間を「メキシコ旅行」のために思考し、想いを馳せ、あくまでも「行くこと前提」で過ごした。そのため、あらかじめ当選発表前から

「年明けにメキシコ行くので、お休みください」

と勤務先にも伝えておいたのだ。今考えると少々クレイジーだ。
でも当選を確信していた私は、年末に実際「当選のお知らせ」電話がかかって来た時も全く驚かなかった。むしろ

「やっとこの時が来たか」

くらいに思っていただろう。
こうして引き寄せの法則は見事に功を奏したのである。思考は現実化したのだ_!



▼個人旅行とは違うところ


こういった「懸賞旅行」の場合にはいくつか規約みたいなものがあるらしい。

まず、私を含めて当選したのは10人だがあくまでこの旅は「ソロ」での参加だということ。もしパートナーを連れて行きたい場合は実費になる。

また、滞在中のホテルは「二人一組」となること。一人部屋希望の場合は別途かかるとのことだった。

そして、この旅行の合同説明会に数回参加しなければならないこと。

大まかに覚えているのはこれくらいだったはずだ。


年が明けた2013年。実際に1回目の「合同説明会」とやらに足を運んだのだが、私は少々驚いた。

初回は、今回の旅の責任者さんやスタッフ・一緒に行くメンバーとの顔合わせがメインだったのだが年齢層が思っていたより高かったからだ。
圧倒的に50〜60代のマダムが多かった。
私がその中で一番若いことが自己紹介でわかったのだ。

よくよく考えたら、約1週間ほどの旅行に気軽にいけるのは気軽な私みたいなフリーターか、子育ても落ち着いた世代のどちらかに偏る事は目に見えていた。
男性の参加者は少なかったものと記憶している。

救いだったのは、ホテルの同室が私の1つ上の女の子だった事だ。彼女が唯一、年の近い「若者組」だった。
そんな事もあり、私たちはすごく仲良くなれたのだ。本当によかった。


ちなみに今回の当選の確率は、数万分の1くらいの確率だったそう!

驚きだ。社長自らが目隠しをして引き当てたらしい。少しでも目をひくようにとカラフルなペンで応募用紙をデコったのは全くの無意味だったわけだ。

なるほど。社長さんに大きな感謝。



▼いよいよ出発


その後何回か顔をあわせる内に徐々に打ち解けていった10人は、ツアーコーディネーターから丁寧な説明を受け、いよいよ出発の時を迎える。

今回はあくまでも「懸賞旅行」なため、費用はほとんど主催のショッピングセンター側が出してくれるのだが、空港までの交通費は個人負担だったと思う。それでも十分すぎるもてなしをこの後してもらうのだからつくづく感謝しかない。


新品のキャリーバックを軽快に引きながら、成田空港に集まり、高校の修学旅行ぶりに飛行機に乗った。

日本からメキシコまではおよそ13時間。


私はついに、「メキシコ」の地を踏むこととなる_!



...続く。





次回は〜メキシコ到着篇〜にて、実際に撮ってきた写真も含めてお話しできればと思う。

それではまた。



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