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転職活動~内定~退職まで

転職活動において何をしたか


面接や面談を受けるといった、積極的に活動した時期は、3月から6月の約4カ月間でした。
ただ、その一年前、育休を取っているときから転職は頭にあり、育休中にキャリアコンサルを受けたり、ストレングスファインダーとコーチングを受けたりと、少しずつ、本当に少しずつ頭の中を整理していました。

・ストレングスファインダー+コーチングセッション2回ほどを受けた
・エージェントに相談した(8年前にお世話になった方に久々連絡を取って話を聞いてもらった)
・夫・母・友人と話した
・wantedlyに登録して数社とカジュアル面談をした(←企業の方と直接ざっくばらんにお話できるのでおすすめ)

気づき


その過程の中で感じたこと、気づかされたことなどはいろいろありましたが、中でも印象的だったこととして。

強み「慎重さ」の認識

ストレングスファインダーの結果に「慎重さ」いうのが2位に出ていて、これも行動力とのこと。慎重なゆえ、何か次の行動を取るために検討する→熟考の結果それをしない、という一連の流れを取ることもありますよね。それってはたから見ると「行動していない」と捉えられるし、自分でもそう思っていました。
でもコーチングのセッションで先生に、結果の読み解きをしてもらった際には、『それは「選択しない」という行動を取っているんですよ。きっとその時はリスクがあるから。タイミングが合わないから。考えに考えた上の決断(行動)として受け入れていいのですよ。』と、言われ少し自分の良い部分として受け入れることができました。

エージェントの方に言われたこと

「色々な思いが交錯しているとは思いますが、今いちばんほしいものってなんですか?」と聞かれ、「子どもと心穏やかに過ごす時間ですかね・・・。」と答えたこと。
並々のコップから今にもあふれ出てしまいそうなパツパツの心のまま、子どもに向き合いたくない、というのが一番でした。
そこを明確にしてもらえたおかげでそれを守りながら、正社員でも、パートでも、フリーランスでも、どういう働き方ができるかを大事に考えることができました。

また、「メール処理でも、デスクの片づけでも、家の片づけでも、視界をすっきりさせたいから、もうちょっと、もうちょっとと自分を追い込んでしまって手が抜けない、、。」と話したら、「そもそもnagiさんはストイックで、そこはとても素敵なところでもあるのですが、収まるべきところに物でもなんでも収まっていないと気持ち悪いんですよね、きっと。」と。
「ストイック」の認識はあまりなく、体育会系でもなんでもない私ですが、物理的に視界が荒れること、物事の決定プロセスで「後出しじゃんけん」的なことをされる=慎重に慎重に積み上げてきたものを壊される的なことが、ものすごいストレスに感じると改めて認識させられました。

面接(面談)4社受けて

自分の状況や気持ち、もちろんスキル面でできること・できないことを正直にお伝えしたうえで、結果、かっこよく言えばリファラル採用となった会社で働くことに決めました。
前職でたまたま仲良くなった同僚兼友人の夫さんが経営する会社でした。
立ち上げたばかりなので、福利厚生なんてないし、退職金みたいなのもないし、定期的なボーナスもないし。
でも、フルリモート・フルフレックス、最低限必要な収入は保てる、前職のスキルを生かせる+新しいことが経験できる。
働き方と自分の成長が、会社の成長や評価へつながることへの可能性の方へかけました。

退職に向けて

内定が出て、上司たちと退職交渉開始。
1社目の時に、ひどい(デリカシーのない)引き留めに遭ったので、あくまで体調が戻らないから辞めてしばし休みたい、抱えていた案件がすべて納品となったので今がベストタイミングということを訴え、無事退職への運びとなりました。
他部署への異動による軽い引き留めもありましたが、異動は根本的解決にはならないですよね。
残念だけど、数カ月前から心離れているのに、数時間で変わることはない・・・。
こうなる前に、定期的なフォローアップなどある会社や、気軽に先輩に相談できる環境がある会社に勤めている方は本当にうらやましいです。


前職を離れてみて

わかっていたことですが、本当に仕事って、会社って、自分いなくなったら、いなくなったでどうにか回るんですよね笑
忙しさの渦中にいるときは、自分がいなくなったら、風邪ひいたら、明日休んだら、迷惑がかかってしまう、、って本気で思うのですが。

転職して入社したときは、年齢を重ねても子育てをしながらも働き続ける未来の自分を想像していたので、このタイミングでの退職&転職は正直プランになかったです。
それでも、大事にしたいものってその時々で変わっていくし、大体の人そうだと思うし、今の状況で私が取れる最適解だったと信じて、過ごしていこうと思っています。

長々と読んでいただきありがとうございました。

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