自己肯定感って気持ち悪い
こんばんは。
金曜の夜ですから、酒でもジュースでも飲んで、
少しだけ一緒に考えていただきたいと思います。
明日も仕事の人は、すみません、もう寝てください。
さて。
「自己肯定感」が低くて、生きにくい。
「自己肯定感」が高くて、生きやすい。
このフレーズに対して、ある有名なプロ野球選手が「気持ち悪い」と言ったんです。
私はその言葉を聞いて、安心しました。
というのも、自己肯定感を持って生きること自体に違和感があったからです。
何かをするのに、
肯定される必要はありますか?
好きな服で街を歩くのに、許可を得る必要もないですよね。自己肯定感というより、それが当たり前でなければまずいと思うんです。
それはさておき。自分のことを自分で肯定できる、というのは、存在意義という意味ではなく、行動においてのみ可能だと思うんです。
いわゆる"自己肯定感の低い人"というのは、何かしらの恐怖や不安を感じている状態なのではないか。その恐怖や不安を具体化せず、自己肯定感を上げよう!自分磨きをしよう!という思考・行動に走るのは、表面を撫でるだけで、本質とはほど遠く、"努力をしているのに報われない"感覚や、"努力をしなければ報われない"虚さを加速させ、自尊心を傷つけるので危険だと感じています。
では、どうすればいいの、と思いますよね。
一緒に考えましょう。
例えば
ある男の子が貧しい家庭に生まれたとしましょう。奨学金を借りても返せないと考え、高校を卒業したと同時に就職。自分で稼いだお金は実家への仕送りと日々の生活ですぐになくなり、ライフラインもギリギリのところ。常に自分はもうダメだ。自分がもっと生活を切り詰めてできるところで努力しなければいけないと思いながら働いている。
この方はとっても優しい人ですが、
自分や周りに対する安心を持てていない人です。
なぜか。
体力、気力、自分という資本をかけるところがまったく違っているからです。
"今の生き方"に不安や不満、ストレスを感じているのに、"お金のやりくり"を変えればいいという思考になっているんです。
これは自分を大事にする意識うんぬんより、人生観が薄いところに原因があります。自分は◎◎な人生を歩みたいから、◆◆をしていて、、、といった、自身の行動の意義を持たないまま、ただ生きるために働いている。彼と同じように生きている人が大半です。
それも立派で素晴らしいです。
ただ、その理由だけで満足できれば。の話です。
人間は知性がありますから、やっぱり自分の存在意義や、現状を振り返ります。その時に、人生観が薄いと、常にまわりと比べては悲観したり、自分に合わない努力をしたり、向かいたい方向も、あいまいなまま、波に流されて終わっていく人生になってしまいます。
話の落とし所が見えてきましたか?
長くなってしまったので、最後にします。
「自己肯定感」という言葉に隠された、人が心から本質的に欲しているもの、それは自他からの肯定でも、承認でもなく、「心からの安心」です。
しかし、その安心感を得るには、面倒でやりたくない、向き合いたくないであろう、自分の過去、ルーツを振り返り、
「私自身がどう生きていきたいか」
「人生、最後の瞬間をどんなふうに迎えたいか」
を(仮)でいいので、想像することが大事なんです。難しければ、生活に直結する課題をつくることでも、イメージは湧きますね。例えば、毎日自炊をして、美しい健康な体を作る!といったことですね。
また、何かをするときに目標を決めるのと同じで、「何年生きているかわからないけれど、ただ生きているだけではつまらないし、不安だから、私の人生のテーマを決めて(イメージを持って)生きていくわ」くらいの自覚と、堅実さを持ち合わせていれば、きっと大丈夫。
向かう方向が決まれば、迷うことがあったって戻ることもできるし、その道が楽しかったならそのまま進んだっていいし、波の強さに疲れたなら自分で休むことを決めたっていい。
私は何があっても自分の足で進んで、生きていくことができる1人なんだ!という自尊感情や、今後の自分への安心は自己を肯定する意識だけでは、なかなか手に入らないので、
人生の大半を美しく過ごしたい、と考える人であれば、美容、医療、健康に気をつけ、それに直結することは試したりします。
自身の大義のために行動している、それでいて向上している、そんな自分を愛せるから、他は気にならなくなり、尊い存在として自分を大切にでき、安心するのだと思います。
余談ですが
SNSやリアルで、どんなに人とつながっても、人は独りなんですよね。だから、自ら覚える必要があるんですよね。"私"についてだけは誰も知らないから。
美しいところも、そうでないところも、私だからこそ理解してあげられるはずですよ。
大丈夫です。
最後まで読んでいただきありがとうございます😊
伝えたいことが溢れて、表現や整理が追いついていないです。悔しいですね。
また、私は専門家でもないので、若造の戯言と思っていただいても結構です。
ただ、少しだけ。私含め、自己肯定感という言葉に関心を寄せたことがある方々には、特に考えてもらいたいことでした。
人生は全然これからですよね。
では、そろそろ寝るとします。
良い週末を!
(複製してしまったものと間違えて消えてしまいました…載せ直します。)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?