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お父さんの入院

誤嚥性肺炎になっちゃったよ

1週間前から少しずつ痰が絡みやすかったり
咳がでたりしてました

月曜日の朝、嘔吐していました
偶然その日は往診があって
熱もなく、酸素も血圧も問題なし

元々、腸の動きが悪かったのと
ガスが溜まりやすいかったので
出していても出し切れてない
それが圧迫されて嘔吐したのだろうと
渋滞を起こしている状態と言われました

とりあえずお粥だけで様子をみることになり

同日、訪看と訪リハもあって
問題なく過ごしていました

でも火曜日、発熱があり
往診の先生へお母さんが電話

お昼に来てくれることになりました

先生が来てから怒涛の1日

私は仕事に行っていたので
お母さんから着信が残っていました
『お母さん』の履歴はほとんどないので
少し嫌な予感がしました
すぐに折り返しました

『熱が出て、往診の先生に電話したら来てくれて
先生から誤嚥性肺炎を起こしてる可能性がある。
おそらく昨日の嘔吐した物が肺に入ったんだろう。
1週間程で退院できるだろうと。』


最近、同居を始めてからは
毎朝手を握って『行ってくるよ』と言って
お父さんが『うん』と言うのが日課になっていました

その日もそうやって仕事に行きました

その時しんどかったんやな…
気付いてあげられへんくてごめんね…


その日に救急搬送され、1〜2週間入院です

義姉から救急搬送された病院で
『酸素低い、熱高い、不整脈あり』
とLINEがきました

トトロの電報か思ったけど

もう私はこのまま会われへんの違うかって
不安になって、早退して会いに行こうかと思いました


実姉に病院に行ってもらうように電話をしたら、
急に泣けてきて
『ねーちゃんが見に行ってくるから!大丈夫や!
仕事しっかり行っといで!』
と言われ

確かにここで帰ったらほんまにあかんかもしらん
帰るほど重症じゃないから大丈夫!
そう思って仕事に戻りました

元気になって家に帰ってくる!

今は昨日からリハビリが始まりました
車いすへ座る練習をしたそうです
熱発してるけど微熱だそうです

面会ができないので現状がいまいちわかりません

でも病院のPTさんには
『自宅では階段昇降ができていて、必要なこと。
歩くリハビリもしてたこと。』
を伝えて、

入院前から誰が見てもお父さんが歩いて、
階段昇降できるとは思ってもみないと思います

でも2人介助でそれができるんです


やっぱり病院のPTさんは驚いていましたが
『どうしても元気になって家に帰ってきてほしい!』

その想いだけしか伝えることはできません

PTさんが優しくて
いつでも連絡してくれたら状況伝えますって
面会できない中でありがたいよね

ただ急性期が忙しいのはわかってるので
またしばらくして聞いてみようと思います


私には何もできることはないけれど
待つことしかできないけれど

これからも一緒に暮らしていきたい
暮らしていこう!

だから元気に帰ってくるんやで!

そう祈るばかりです

ずっと元気にやってきたので
少し不安になりました

でもいつも通りの生活をしよう!
それが私にできること

認知症重度になれば
嚥下も悪くなってきます
自分から動くことがないので
余計に腸の動きも悪くなります

色んな人の力をかりて
自分の持ってる力を最大限に使って
生活しています

それでも生きててくれるなら
私はそれでいいと思います

何もできないことはない
いるだけで周りを幸せにできる力
それがお父さんにはあります

最後に残るのはやっぱり愛なんだなって
愛されてるお父さんを尊敬しています


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