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変な気を使わない


✩同じ悩みをもってる

私のお父さんは10数年前に
若年差アルツハイマー型認知症
と診断されました


今なら前頭側頭型認知症よりの
アルツハイマー型認知症だったんじゃないかな
とか思うわけです

当初はアリセプトしか薬はありませんでした
ジェネリックもなく
自立支援医療も申請していなかったので
とてもお金がかかりました

最初は何でも手探りな状態

認知症の種類も症状も
薬の種類も
お金のことも
自分で調べるしかなく

それには限界があって
それよりも
目の前の現実でいっぱいでした


〇毎日同じことを聞く
〇急に怒り出す
〇服がないと騒ぐ
〇ここは家じゃないと、外に出ていく
出ていったら、疲れ知らずで永遠に歩く
〇鬱のように急に暗くなる

デイサービスに行ってたけれど
数時間は確かに解放かもしれない
でもまた夕方に帰ってきたら
この繰り返しか…


家族もつらい
本人もつらい


✩認知症カフェ

先日、物忘れクリニックが主催の
認知症カフェの見学に行きました

コロナで月1回あった認知症カフェは
軒並み中止となっています

先生とケアマネさんが入って
家族がいま、困っていることを話します
コロナのため4名の参加
皆さん夫が認知症で年代も同じ
病名も同じでした

同じ悩みもあれば
うちは、それはないわー
ということもあり
聞いてみないとわからないことが多くありました


私も話したくなったけれど
ここは見学なので我慢!笑


月1回でもこういうカフェががあれば
家族は救われると思います

診察では待ち時間も長くて
本人も隣にいるので
聞きたいことも聞けない
ストレートに先生に伝えられない


だから苦しい

でもここの認知症カフェでは
先生が参加してくれるので
患者さんも家族のこともわかってくれています



〇どう対応したらいいか
〇認知症の症状についても、詳しく説明してくれます
〇家族に頑張りすぎないアドバイスをくれます
〇医学的なことも踏まえてくくれるので、
納得にも繋がります

これは物忘れクリニックが主催だから
できることかもしれません


でも在宅医療に力を入れていたり
熱い先生は多くいると思います
そんな素敵な先生を巻き込みながら
月1回でもカフェができたらいいなぁと
想像が膨らみました

✩愚痴で終わらない


愚痴で終われるのは
結構、落ち着いてる人
落ち着いてなくても
今の生活スタイルで
なんとかなってる人かな
と思いました


でもせっかく時間を作って参加するなら

愚痴で終わったり
自分の経験だけでアドバイスしたり
間違った情報(医療、介護の制度など)
を与えあってしまったり


それはそれでどうかなと
正直思います


家族さんが息抜きに来たよー!
とかでも、

カフェをやってる人が
先生、看護師、社会福祉士、介護福祉士
リハビリ、薬剤師とか
専門職の人がいたら

信頼もあって安心もあって
なおかつ愚痴れる

専門職は慣れてますから笑
私のように経験者の人も多いです


こんなこと相談してもいいのかな
こんなこと言ってもいいのかな
いいのいいの


私はよく前置きで
家族さんから言われますが
全然、大丈夫!
そんなこと気にせんでいいよ!
としか、思いません

だから自分が思っている以上に大丈夫なんです

安心してね


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