心は残ってるは本当

✩優しい気持ちのまま

前回のnoteでは
お父さんが急に怒り出して
手が出る、足が出る
それがとても怖かったと書きました

確かに怖かったのですが

本当に叩こうとしたり
本当に蹴ろうとしたり
私たちに当てようとはしませんでした

フリをするみたいな


本当に叩いてはいけない
蹴ってはいけない

そう理性や本能は働いているのだと思います


ダメだということはわかっていて

自分のこと、家族のこと、家のこと
それがわからなくなってしまって
苦しんだ挙句に手が出そうになる


気持ちがヒートアップすると
言葉も抑えきれなくなる時ありますよね？？

認知症の場合は、
その言葉がなかなか出てこない
この行き場のない気持ちが
手が出そうになる行動に
なってしまうのではないかと思います

✩その時は必死

今はこうして、冷静に見ること
考えることができます

でもその時って必死なんです

誰かに話を聞いてもらったり
誰かにアドバイスをもらったり
それができていたら
気持ちも少し楽になっていたかもしれません

これは家族の問題だから

そうやって
自分で状況を悪化させてました


誰が私の気持ちをわかってくれるのか

言ったところで
『若いのに大変ね』
『苦労してるのね』
こんな言葉しか返ってこない

私は同情なんて望んではなくて
どうにかして欲しい
この今の現状から抜け出したい

大変？苦労？
そんな簡単な言葉でまとめないで

✩受け入れる

今起こっている状況は
一旦、受け止めるしかない


それが『今』だから


じゃあどうしようって


私はどうしたいのか

どう助けて欲しいのか

どうなったら気持ちが楽になるのか

気持ちの問題
介護の問題
お金の問題
話せる環境の問題


色々、問題があるけれど
解決する方法はあると思います


どれか一つの問題が解決されると
それを皮切りに自体は良い方向に流れる



良い方向に流れると信じること
自暴自棄にならないこと
助けてくれる人を信じること
一人で頑張らないこと



これが大切だと思います