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『目標達成』が出来ない理由を考えてみる

こんばんは!

昨夜は家族みんなでフェイスタイムをやって、浮いた飲み代で先輩のお子さんに絵本をプレゼントし、今日はテラスで優雅に読書してたら、コロナの影響で生活の充実度が上がってる事に気付いてしまった安保(あんぼ)です。

今回は『目標達成』が出来ない理由について考えてみようと思います。

ぼくは小中高とバスケをやっていましたが、目標であった日本一は一回もなれませんでした。一番近いところまでいったのはインターハイのベスト8です。また、新卒で入った会社の業績目標は3年間で一回も達成することは出来ませんでした。(笑)

そんな『目標達成』出来ないぼくですが、何故か周りから”安保は人生楽しんでるなー”と良く言われます。実際にぼくは人生を楽しんでおり、特に嫌なことだったり不満はないです。

そもそも目標ってなんであるの?といつも思っています。そんな時に出会った本が堀江貴文さんの『逆転の仕事論』です。この本は堀江さんが選ぶイノベーター8人の仕事論について書かれています。

この8人のうちの1人、武田双雲さんがぼくが思っていた事を上手く言語化されていたので紹介させて下さい。

達成を目指すというのは、『いまは達成されていない』という現在の否定を導きかねません。未来には、いいことがある。そう思って努力するのは悪いことではないですが、『未来』の方が上で、『いま』が下になってしまうのは、もったいないです。

本当にこの言葉に尽きると思います。
辛い思いや、イライラしながら目標を達成してその先には何があるんでしょうか?未来のためにいまを犠牲にして本当に幸せになれるのでしょうか?僕は常にいまを大切にしてその瞬間を楽しんで生きてきました。そっちの方が充実した生活を過ごせるからです。

僕は前職でメーカーの購買部に所属していました。開発部で働いている同期の子とたまに飲みに行っていました。彼はとても優秀で毎日一生懸命働いていました。しかし、彼の口からは上司への愚痴であったり、会社への不満ばかり出ていました。彼は会社からの目標に対して達成していたのですが、どこか満足していない感じでした。

僕はいつも彼に対してそんなの気にしなければいいのにと言っていました。彼はいつも僕の発言に対してそれは宇宙だ!と言っていました。(笑) 武田双雲さんも本書で物事は宇宙規模で考えていると言っています。武田さんは有名な人との対談が多いそうですが、そこで彼らが野心について語るそうです。東京ドームでライブをするとか、会社の売上を世界一にするなど。宇宙規模で考える武田さんにとってはどれもあまりにスケールが小さく、また野心を語る人は成功しているにもかかわらず、なぜかイライラしていると感じたそうです。僕の同期の子もすごい野心家ですが、なぜかいつもイライラしているようでした。

武田さんはイライラしている人には『感情マネジメント』が必要だと言っています。『感情マネジメント』とは目に見える幸福度よりも目に見えない幸福度にフォーカスすることです。別に野心を持つことが悪いことではないが、ビジョンが小さすぎるため余計なイライラを呼び込んでおり、もったいないとのことです。物とか数字は三次元の話で、そこから意識を上げて四次元以上に目を向けることが大事です。

勝たなくても走らなくても大丈夫。必要なものは全て揃っていると認識すること。そこから本当の大きな夢が生まれくるとのことです。

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本当に武田さんの言っている通りだと思います。僕にはたくさんの友達はいませんが、気の知れた友達が数人いますし、一緒に会社を立ち上げた大切な仲間もいます。物理的にお金はないですが、お金が不足していると思ったこともありません。すでに『ある』という認識なので何か欲しいものがないんです。

不満がある人やイライラしている人はさらに成果や何かを求めている気がします。今でも十分あるのに、ありすぎると余計な問題を生むだけです。僕も武田さんと同じように目標から逆算して進めて行くということはしていません。そのため上手く行かないことがあってもイライラしないですし、今の作業に集中出来ます。この状態は感情が安定していて、いい仕事が出来ます。武田さんは毎月書籍を出したり、イベントや個展で世界中を回ったり、企業のロゴを複数担当していますが、色んなお仕事をされていますがほとんど問題がないと言っています。

『目標達成』が出来ない理由について考えてみるとのタイトルでしたが、そもそも僕は目標がありませんでした。(笑) 他人が示した数字とかルールより僕は今の瞬間を大事にして、自分の人生を生きています。他人と比べないので勝つことも負けることもないです。そのため余計な問題も生ないし、ストレスもないです。好きな友達と遊んだり、大切な仲間と仕事していることが僕にとって幸せです。

もし、イライラしていることが多かったり、問題が多い人は是非武田双雲さんの仕事論を参考にしてみてください。また、この『逆転の仕事論』ではHIKAKINさんのトップYoutuberになった仕事論やきゃりーぱみゅぱみゅのMVの美術を手掛けた増田セバスチャンさんの仕事論も書かれているので、興味のある人は読んでみてください。


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